今日はかなり気持ちが萎えている。 新しい寮が・・・寮が・・。 値段からある程度覚悟はしていたんだけど。
今までのSOASの寮は値段もかなり良かったが、 ZONE1(ロンドンの中心地)に位置し、 治安は悪いが一応24時間セキュリティー、カードキーを2回、 普通のキーを2回通過しないと入室できないようになっていた。 さらに、個室に固定式ではあるがシャワーブースと洗面台、 トイレがついていて、そして,LANが使い放題だった。
今回の寮は地方都市ということを差し引いても、半額に近い。 一つの建物に10人が住み、1階にシャワーブースとトイレ、 2階にキッチンと洗面所、3階にバスタブとトイレがある。 因みにバスタブは、本当にバスタブのみのシャワーなし、 蛇口はきっちりお湯と水に分かれている。 つまり、熱湯か冷水しか出ないのだ。英国人はこのスタイルで、 バブルバスに入り、体を流さないであがるので良いが、 私はちょっと・・・。 (ついでに彼らはお皿洗いの後もゆすがないで、日々洗剤を食べている)
この、プリセッショナルコースに参加しているのは殆どアジア人なので、 このバスタブのみには皆戸惑っていた。 結局、実質1つのシャワーと一つの冷蔵庫を10人で共有する。 ついでに部屋の電話機は壊れていた。 そして、いつから廃屋だったのですか、と聞きたいような状況だ。 私の部屋は二重窓の間に蜘蛛の巣が張っていて、 床もまあ、それなり。何より鳥肌が立ったのは、 シャワールームに虫の大群が生息していたことだ。
・・・・。ハンドタオルを雑巾に格下げし、 吸引力に乏しい掃除機を駆使し、 既に筋肉痛の体に鞭打って掃除していたが、 途中でふと嫌気がさし、町へ。 寮のすぐ近所にチェーンのSafeWayというスーパーがあり、 それは便利だ。その裏手にはオデオンシネマが。 12月になったらここに通うのだろう、きっと。
町の中心までは徒歩40分ぐらいだろうか。 中心部に可愛らしい時計台が立っている。 とりあえずWaterStones(本屋)も見つけたし。 何とか生きていけるだろう。
隣人はヨルダン人。 人権について法学部で学ぶ為にやってきたらしい。 元警察官、格好いい。 部屋に国王夫妻の写真が飾ってあるけど、 ヨルダン王妃ってとっても美人なのね。
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