英国留学生活

2002年07月07日(日) 新しい寮

今日はかなり気持ちが萎えている。
新しい寮が・・・寮が・・。
値段からある程度覚悟はしていたんだけど。

今までのSOASの寮は値段もかなり良かったが、
ZONE1(ロンドンの中心地)に位置し、
治安は悪いが一応24時間セキュリティー、カードキーを2回、
普通のキーを2回通過しないと入室できないようになっていた。
さらに、個室に固定式ではあるがシャワーブースと洗面台、
トイレがついていて、そして,LANが使い放題だった。

今回の寮は地方都市ということを差し引いても、半額に近い。
一つの建物に10人が住み、1階にシャワーブースとトイレ、
2階にキッチンと洗面所、3階にバスタブとトイレがある。
因みにバスタブは、本当にバスタブのみのシャワーなし、
蛇口はきっちりお湯と水に分かれている。
つまり、熱湯か冷水しか出ないのだ。英国人はこのスタイルで、
バブルバスに入り、体を流さないであがるので良いが、
私はちょっと・・・。
(ついでに彼らはお皿洗いの後もゆすがないで、日々洗剤を食べている)

この、プリセッショナルコースに参加しているのは殆どアジア人なので、
このバスタブのみには皆戸惑っていた。
結局、実質1つのシャワーと一つの冷蔵庫を10人で共有する。
ついでに部屋の電話機は壊れていた。
そして、いつから廃屋だったのですか、と聞きたいような状況だ。
私の部屋は二重窓の間に蜘蛛の巣が張っていて、
床もまあ、それなり。何より鳥肌が立ったのは、
シャワールームに虫の大群が生息していたことだ。

・・・・。ハンドタオルを雑巾に格下げし、
吸引力に乏しい掃除機を駆使し、
既に筋肉痛の体に鞭打って掃除していたが、
途中でふと嫌気がさし、町へ。
寮のすぐ近所にチェーンのSafeWayというスーパーがあり、
それは便利だ。その裏手にはオデオンシネマが。
12月になったらここに通うのだろう、きっと。

町の中心までは徒歩40分ぐらいだろうか。
中心部に可愛らしい時計台が立っている。
とりあえずWaterStones(本屋)も見つけたし。
何とか生きていけるだろう。

隣人はヨルダン人。
人権について法学部で学ぶ為にやってきたらしい。
元警察官、格好いい。
部屋に国王夫妻の写真が飾ってあるけど、
ヨルダン王妃ってとっても美人なのね。


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