英国留学生活

2002年04月25日(木) ホームパーティー!

一日前の日記を書いています。

昨日はエクスチェンジレッスンの相手の人にホームパーティーに
誘われていたので、行ってきた。
前に日本食を作って彼女と婚約者を招いたことがあって、
そのお礼に今度、スコットランドのハギスをごちそうするよ、
と言われていた。(婚約者はスコティッシュ)

でも実際はデニッシュだった。
何種類かのパンを薄くきり、それの上に乗せるおかずを用意してある。
ニシンの燻製、オリーブ、キャビア、ニース風サラダ、魚の酢漬け・・・。
おいしい!前言を一部撤回する。イギリス人もおいしいものを作る。
厳密に言えばイギリス料理じゃないけど。
彼女がお肉が食べられないため、お魚が多いのも嬉しい。
スコットランドのものとしてはシュナップス(強い蒸留酒?)
を全員で、一気に飲めと言われた。風習らしい。
しかし、あの粗末な食事の返礼にこんなものをご馳走になっていいのか、
とちょっと焦る。何か企画しないと・・・。

メンバーは、彼女と婚約者、フランス人とウェルシュのカップル、
(この4人はこの12月日本へ行くため、日本語を学んでいる)
私と友人、そして日本語学校の先生と、婚約者のお母さん。
なんと日本人がマジョリティーである。
彼女が元舞台女優のこともあり、お芝居や映画の話を取りとめもなくする。
字幕の話になったので、またもや指輪のことを語ってみた。
日本で、(日本に行くのは婚約者の仕事の関係)舞台関係の仕事を
したいらしいのだが、そういった仕事には就けるのだろうか?
とりあえず、サイトを探してみたけど、Web上の情報では
心許ない。私は元々お芝居の業界のことは知らないし。

文化相違、も勿論気になるらしい。最初は日本語よりも、
日本社会についてよく聞かれた。
日本では会社内における女性の地位が低い、と有名らしい。
また、前述のカップルはゲイである。
社内でカミング・アウトしても平気だろうかと聞かれたので、
やめておいた方が無難だろうと答えておいた。
現実に私が働いている時に、ゲイを社内で見たこともなければ、
それが原因で差別されているのも無論見たことない。
だけど、このゲイに対するイギリス社会の(ロンドンのみか?)
寛容さ、或いは無頓着さを日本の企業に求めるのは無理だろうと思う。
二人はユーモアのある感じのいい人だ。
日本で、差別を受けるようなことがなければ良いな、と願っている。


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