英国留学生活

2002年03月27日(水) 狂言

今日は、大英博物館に和泉元彌の狂言を観にいきました。
去年、「狂言シェークスピア−真夏の夜の夢」を
申し込んでいたのですが、9月11日のテロの影響で、
中止になりました。

今回は3/26〜4/2まで、大英博物館とRADAで。
無料でした、ありがたい。
最初は、グレート・コートでのデモンストレーション。
余り良く見えなかったのですが、(立ち見だったので。)
ディオールのジョン・ガリアーノがデザインした、衣装だとか。
現在のユースの流行とトラディショナルを
取り混ぜたデザインらしいのですが・・・ちょっとあんまり。
私は伝統的なだけの方がいいと思いました。

次に地下のレクチャールームで、
狂言の基本的な説明、ハムレット、棒縛りでした。
私は、ハムレットより、真夏の夜の夢か十二夜が観たかったので、
ちょっと残念でしたが、
台詞回しは面白かったです。
短くしてあるので、オフィーリアが出てこなくて、
悲劇じゃなくなっていたけれど。

棒縛りのほうは、単純に笑えました。
面白かった。
伝統芸能といっても喜劇にかわりはないと思いました。
私は狂言を観たのが、今回初めてなので善し悪しはわかりませんが、
楽しかったです。

ただ気になったことが2つ。
小さい子供が騒いでいたのと、
何度注意されても写真撮影を止めない人たち。
狂言の説明の最中は、本当にひどかった。
進行の人も強く注意すればよいと思いました。


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