今日は、大英博物館に和泉元彌の狂言を観にいきました。 去年、「狂言シェークスピア−真夏の夜の夢」を 申し込んでいたのですが、9月11日のテロの影響で、 中止になりました。
今回は3/26〜4/2まで、大英博物館とRADAで。 無料でした、ありがたい。 最初は、グレート・コートでのデモンストレーション。 余り良く見えなかったのですが、(立ち見だったので。) ディオールのジョン・ガリアーノがデザインした、衣装だとか。 現在のユースの流行とトラディショナルを 取り混ぜたデザインらしいのですが・・・ちょっとあんまり。 私は伝統的なだけの方がいいと思いました。
次に地下のレクチャールームで、 狂言の基本的な説明、ハムレット、棒縛りでした。 私は、ハムレットより、真夏の夜の夢か十二夜が観たかったので、 ちょっと残念でしたが、 台詞回しは面白かったです。 短くしてあるので、オフィーリアが出てこなくて、 悲劇じゃなくなっていたけれど。
棒縛りのほうは、単純に笑えました。 面白かった。 伝統芸能といっても喜劇にかわりはないと思いました。 私は狂言を観たのが、今回初めてなので善し悪しはわかりませんが、 楽しかったです。
ただ気になったことが2つ。 小さい子供が騒いでいたのと、 何度注意されても写真撮影を止めない人たち。 狂言の説明の最中は、本当にひどかった。 進行の人も強く注意すればよいと思いました。
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