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2006年06月18日(日)
ウィン・ディキシー

今日はサッカーの日本×クロアチア戦があったので、その時間ネットが軽いような気がしたのだが、気のせい?そんなことより、20日のヤクルト×日ハム戦のほうが私には重大事。

ヤクルトファンの友だちも仕事で行けないとのことだし、最悪は一人で行くしかないのか・・・。梅雨の中休みで、お天気もせっかくいいみたいなのに、一人で行くなんてつまらない。。。

今なにげなくケーブルテレビを観ているのだが、すごく楽しそうな映画をやっている。たしか原作が 『Because of Winn-Dixie』(邦題『きいてほしいの、あたしのこと―ウィン・ディキシーのいた夏』) という本だったと思うが、なんだか南部っぽいなあと思っていたら、フロリダが舞台だった。いわゆるルイジアナのイメージとは違うのだが、原色の効いたかわいらしい色使いで、緑が深く、見ているだけで楽しくなる。映画の中で「アメージング・グレース」などのゴスペルが歌われるのも南部っぽい。大きな木にはスパニッシュ・モスがぶら下がっているし、なんと言っても、犬の名前がディキシーなんだから、南部だろう。

私が南部本に惹かれるのは、実はこの色使いというのもある。南部を舞台にした本は、表紙がみなきれいなのだ。多くが女性作家の本だが、そばに置いておくだけで和みそうな、楽しく、美しい表紙ばかり。ペーパーバックを買う楽しみは、そういう表紙によるところも大きい。

そんな色使いが、この映画の中にある。これがアジア系の監督によるものだというのにはびっくりだ。ユーモアとペーソスのあるアメリカ南部の話。これ、今ちゃんと見ていなかったから、DVD欲しいな。


<DVD>
きいてほしいの、あたしのこと〈特別編〉-ウィン・ディキシーのいた夏
出演: アンナソフィア・ロブ, ジェフ・ダニエルズ, その他
監督: ウェイン・ワン
DVD (2005/10/28)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン - ASIN: B000B84NEK
Amazon.co.jp
牧師の父親(ジェフ・ダニエルズ)と共にフロリダの田舎町に引っ越してきた10歳の少女オパール(アンナソフィア・ロブ)は、野良犬と出会い、ウィン・ディキシーと名づけて一緒に暮らすようになる…。

ケイト・ディカミロの全米ベストセラー小説を原作に『ジョイ・ラック・クラブ』などの俊英ウェイン・ワン監督が描くヒューマン・ファミリー映画。いわゆるワンちゃん映画かと思いきや、犬を媒体に孤独な少女がさまざまな人々と知り合い、その交流の中から人生の哀しみや喜びを知る経緯がていねいに、そしてさりげなくも深く描きこまれている。特に人生は哀しいものであることをベースに説かれる人間讃歌は、西欧にはないアジア系監督ならではの視線も濃い。劇場未公開なのが惜しまれる傑作だが、広く世代を超えて観ていただきたい珠玉作である。『チャーリーとチョコレート工場』にも出ていた幼きヒロイン、A・ロブは、ダコタ・ファニングよりも美人顔で存在感も抜群、将来が楽しみだ。(増當竜也)


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『僕はマゼランと旅した』/スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 400 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 白水社 ; ISBN: 4560027412 ; (2006/02/28)
内容(「MARC」データベースより)
胸をうつ懐旧の情と祝祭的な笑いを、驚くべき語りの技で描き出す、「シカゴ育ち」の著者による連作短篇集。「歌」「ドリームズヴィルからライブで」「引き波」「胸」「ブルー・ボーイ」「蘭」など、11篇を収録。


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