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2006年05月24日(水) ■ |
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ようやくブコウスキー読了 |
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3月19日から読み始めた、チャールズ・ブコウスキーの『The Most Beautiful Woman in Town and Other Stories』をようやく読み終えた。ジョン・アーヴィングやコーマック・マッカーシーのPBが予想外に早く届いたため、急いで終わらせたのだ。
ブコウスキーは嫌いではない。下品な描写に辟易するところもあるけれど、なぜか憎めないオヤジで、結構笑えるところもあり、逆に身につまされて辛くなるところもあったりしてなかなか面白いし、ブコウスキーが好きと認めるのは少々恥ずかしいという気持ちもあるけれど、割と好きかもしれない。
とはいえ、これを一気に読むのは辛い。だから少しずつ読んでいたのだが、あとが迫ってきたので仕方がない。とにかく終わらせた。まあ、面白かった。いずれ読みたいとは思っていたものの、熱心に薦められなければなかなか手に取る機会もなかっただろう。なるほど、これがブコウスキーかという感じで、とりあえず満足。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『The Most Beautiful Woman in Town and Other Stories』/Charles Bukowski (著) ペーパーバック: 248 p ; 出版社: City Lights Books ; ISBN: 0872861562 ; (1983/06) 内容(「BOOK」データベースより) 酔っぱらうのが私の仕事だった。救いのない日々、私は悲しみの中に溺れながら性愛に耽っていた。倦怠や愚劣さから免れるために。私にとっての生とは、なにものも求めないことなのだ。卑猥で好色で下品な売女どもと酒を飲んでファックする、カリフォルニア1の狂人作家…それが私である。バーで、路地で、競馬場で絡まる淫靡な視線と刹那的な愛。伝説となったカルト作家の名短編集。
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