
|
 |
2006年04月25日(火) ■ |
 |
マリア様の遺骸 |
 |
そういえば昨日、どん底のマスターに、5月13日に開催される春のジャズフェスティバルのチケットをもらった。春は新宿文化センターを丸ごと貸切りでやるのだが、ジャズだけでなく、ZYDECOやブルースもやるので、音楽的には秋よりもこちらのほうが好みなのだ。楽しさから言うと、秋のほうが楽しいんだけれど。
さて、今日上巻を読み終えた『聖母の日』だが、なんとマリア様の遺骸が発見されるという話で、これまたびっくり仰天!ダン・ブラウンのような緻密な内容ではないけれど、死海のほとりの洞窟でマリア様が発見されるというまことしやかな話は、バカバカしいが面白い。
マリア様と言えば、私のイメージは洞窟。なぜかと言うと、卒業したミッションスクールの庭に、ルルドの洞窟のマリア様があったからだ。カトリックなので偶像崇拝OKだから、生徒へのご褒美は、必ずイエス様やマリア様の絵か、メダルだった。規律の厳しい学校で、アクセサリーの類は一切ダメだったが、そのメダルをつけるのだったら、ペンダントをしても良かったのだ。
というわけで、マリア様にはかなり馴染みがある。覚えているお祈りも、天使祝詞という「めでたしせいちょう満ち満てるマリア・・・」というあれだけ。
かといって、キリスト教の信者ではないから、今マリア様の遺骸を目にしたとしても別に全然感動はしないだろうけど、へええ〜という感じだけはするかも。シスターの中には、フランシスコ・ザビエルの手(ミイラよ、もちろん!)に接吻できて死ぬほど感動したという人もいたけれど。。。
ただし、キリスト教を信じていないとはいえ、「マリア」と呼び捨てにはできないかな?神の子の母というより、普通に立派なお母さんだと思うし、そういう意味で尊敬に値する。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『聖母の日(上)』/F・ポール・ウィルスン (著), F.Paul Wilson (原著), 白石 朗 (翻訳) 文庫: 346 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594027377 ; 上 巻 (1999/07) 内容(「BOOK」データベースより) 1996年、湾岸戦争のさなかにイラクのミサイルがイスラエルの砂漠に落ち、洞窟が現れた。神父ダンとシスター・キャリーは、偶然手に入れた古文書をもとに聖母マリアが眠るという洞窟を探し当て、老女の遺体をNYの教会に移送する。その頃、末期癌に侵されたヴァチカンの司教リッチオは、奇蹟現象を探し求め世界各地を巡り歩いていた。エイズ患者の息子を持つ次期大統領候補クレンショーもまた、あらゆる奇蹟を血眼で探していた―F・P・ウィルスンが女性名義メアリ・E・マーフィーで発表した、壮大な世紀末ホラー。
Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.
|
携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698
|