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| 2006年04月01日(土) ■ |
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| 鉱石倶楽部 |
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長野まゆみの『鉱石倶楽部』を読んだ。ひとつひとつの鉱石の写真と文章が対になっているのだけれど、文章のほうは石についての本物の説明ではなく、全くのファンタジー。それが結構面白かった。
鉱物についての言及は宮沢賢治にも多いので、これはやはり賢治の影響なんだろう。ふわふわしたファンタジーと、その対極にあるような鉱物の硬質さが、意外にもマッチしているのに驚く。
鉱石の写真のほうは本物で、鉱石図鑑のようになっているのだが、そちらのほうも、こんな石があるのかといった具合で楽しめ、独特の世界に引き込まれるような感じ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『鉱石倶楽部』/長野 まゆみ (著) 文庫: 172 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 文藝春秋 ; ISBN: 4167679302 ; (2005/02) 内容(「BOOK」データベースより) 放課後の理科室で古びた図鑑を見つけた少年は、不思議な夜間学級に出席する―ファンタジー短篇「ゾロ博士の鉱物図鑑」を収録。紫水晶、白雲母、月長石など数々の鉱石から生まれた物語は、葡萄狩り、天体観測、寝台特急と場面を変えながら美しく煌いている。著者秘蔵の鉱石写真やショップ案内も充実したコンパクト決定版。
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