BACK NEXT 初日 最新 目次 HOME

INFORMATION
日刊・知的ぐうたら生活
ここのBLOGはこちら
SCHAZZIE@MOBILE

schazzie
HOME

SOUTHBOUND
Go To U.S.A.
BOOKLOG
BOOK CLUB
読書の日記
Another View


My追加


■ 本の検索・購入 ■
Amazon.co.jp アソシエイト



●For Mobile●
キーワード:

2006年03月31日(金)
南部のスワンプ

昨日読み終えた、タミー・ホウグの 『心ふるえる夜に』(原題:Lucky's Lady) は、なかなか面白かった。というのも、ルイジアナ、アチャファラヤのスワンプを舞台にした話で、その描写が実に良かったからだ。

ニューオーリンズに行ったときに、どこが一番気にいったかって、やっぱりスワンプだったし、スワンプには何度でも行きたいと思っているくらいだから、この小説はその情景を思い出すのに最適。

内容はよくあるロマンスに、少々サスペンスが混じった感じだったが、ヒーローのラッキーが孤高の人で(高潔ではないが)、その点もキャラ的に気にいったので、良かった。

南部の小説というと、どうしても黒人差別の話を思い浮かべがちだが、差別は黒人だけではなく、ケイジャンにもある。ヒーローのラッキーは、そうした差別の対象であるケイジャンだ。

そのため、時々フランス語が混じってくるのだけれど、愛を語るには、フランス語もまた良しという感じなのだろう。読んでいるほうは、フランス語が入ってくると読みにくいだけだが、これもまたコーマック・マッカーシーのスペイン語混じりと似たようなものだろう。

特にルイジアナは、フランス領だったから、小説にもフランス語は頻繁に出てくる。ルイジアナを舞台にした小説を読むのに、フランス語は避けて通れないみたい。ケイジャン音楽やザイデコを歌うにも、多くがフランス語だし。


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698

Site Meter