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2005年08月25日(木) ■ |
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本の行方 |
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また台風である。窓を開けると雨が吹き込んでくる。まだクーラーのないPC部屋であるから、いくらほとんど空気が動かない部屋、通気の悪い部屋とはいえ、窓が開けられないのは辛い。
クーラーは、明日取り付けに来る予定。明日までの辛抱だ!と別の部屋で待っているのはいいが、その前にPC部屋の本の山をどかさなければならない。それで大汗かいてしまい、脱力状態。
売るか、捨てるかしろ!
とは、本のことである。和書は近くのBOOK・OFFに売れるからいいのだが(読み終えていれば)、洋書が困る。未読のものは、図書館に「寄付します」なんて言った覚えもあるのだが、重たいので、なかなか持って行けない。
洋書は、新宿通りにある古本屋で買ってくれるそうなのだが、「買ってもいいけど、安いよ」と言われては、なんだか売る気も失せる。そのかわり、そこは読んで筋の付いたPBでも引き取ってくれるそうだ。BOOK・OFFだって、けして高く買ってくれるわけじゃないが、誰か読む人がいるなら、安くても捨てるよりはいいかしらん?と思う。
それにしても、先日BOOK・OFFに東大の英語の教科書を売りに行ったら(柴田元幸氏編集のもので、普通に書店で売っている)、買ってくれなかった。全然読んでないんだから、新品同様なのに!って、東大の教科書なんか、せっかく買ってもどうせ勉強しないということが丸分かり。(^^;
しかし、一生懸命集めた本を、まるでゴミか何かのように、処分しろ!というアポロ13号は、鬼である。たしかに、手に入れるのが楽しいのだとも言えるが、それでも、私にとって本は宝なんである。他人にはゴミに見えても、私にはブランド品なんかより何十倍もの価値がある。
『指輪物語』のコレクションか、ヴィトンのバッグか、どちらかを捨てなければならないと言われたら、迷わずヴィトンを捨てる。アポロ13号に、『指輪物語』かゴルフのドライバーかと聞いたら、迷わずドライバーを選ぶだろうというのと同じだ。
ともあれ、今図書館で借りている本を読み終えたら、その後は家の中の本を読むことに専念し、読み終えた和書は、どんどん売り払おう。BOOK PLUSも、もうどんづまりでなかなか出てこないから、「BOOK PLUS全巻読みます」計画は終了ということにして、せっかく全巻揃えたんだけれども、思い切って売ってしまおうっと。
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