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2005年07月13日(水)
Summer Reading

Sue Monk Kidd の 『The Secret Life of Bees』 をやっと読み終えた。旅行中の写真をウェブ上にアップするとか、あれこれ気にかかることがあって、全然集中できなかったため、思いのほか時間がかかってしまった。とにかく読み終えてほっとした。感想も即アップ。予定が大幅に遅れているので、早く次の本に行かないと。

次の予定は、併読中のものはさておき、「BOOK CLUB」の課題に指定した、ジョン・スタインベックの『エデンの東』。舞台はカリフォルニアのモントレーで、3年前に、スタインベックの銅像にお目にかかったところだ。本は上下巻で900ページもあるので、そうそうのんびりもしていられない。

さて、今年の「Summer Reading」だが、先日届いた 『The Summer Guest』 にしようと思う。これは「SUMMER」を意識せずに買ったものだが、そういえば、タイトルに「SUMMER」がついているな、と。そもそも「Summer Reading」とは、夏休みにじっくり読む本みたいな意味なんだろう。バーナード・マラマッドの短編にも、「夏の読書」(A Summer's Reading)という作品があって、夏休みにたくさん本を読むのだと嘘をつく少年の話だ。

でも私の場合は、単にタイトルに「SUMMER」がついている本を選んでいる。だって、読書は日常的にしているし、そもそも夏休みなんかない。なので、クリスマス時期にクリスマスの本を読むように、夏なので夏らしい本を読もうという主旨。

今年の本は、届いた時にも書いたが、ボストンの北にあるメイン州(スティーヴン・キングが住んでいる)が舞台。南部、西部に続いて、北部にまで目を向けようというわけ。でも、冒頭はひたすら釣りをしているらしい。そして、何かが起こるのを待っている・・・。ま、たまにはそういうのもいいか。

とはいえ、計画通りに行かないのが常。去年は9月になってから1冊読んだだけだし、これまでに購入した「SUMMER」本も一向に減る気配がない。というわけで、今年の本も、単にコレクションに加わるだけで終わってしまうかもしれない。マラマッドの少年と同じ「嘘つき」になってしまう運命かも。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Secret Life of Bees』/Sue Monk Kidd (著)
ペーパーバック: 320 p ; 出版社: Penguin USA (P) ; ISBN: 0142001740 ; (2003/01/28)

<参考・翻訳書>
『リリィ、はちみつ色の夏』/スー・モンク・キッド (著), 小川 高義 (翻訳)
単行本: 381 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 世界文化社 ; ISBN: 4418055142 ; (2005/06/18)
出版社からのコメント(翻訳書)
2年前、原書を手にページをめくった瞬間、私は1964年サウスカロライナの美しい夏に連れて行かれました。木々から溢れる日の光、はちみつの甘い匂い、窓から流れるバイオリンの音色、風の心地よさ…。その瑞々しい世界の中、悲しみから出発したリリィの心になぞり、確かに10代の頃に感じていた痛み、焦燥感、憧憬をたどったのです。そして、深い悲しみから本当の愛を知るのだと読後、私は今までに感じたことのない暖かい気持ちが胸に広がっていきました。このじんわりとしみこむような愛の物語を、ぜひ日本でも読んで欲しいと思い、この一冊を編集したのです。読者の皆様には、小川高義さんの名訳で原書以上に美しく、悲しく、暖かさにあふれるサウスカロライナの夏の中、本物の愛を見つけることをお約束します。


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