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2004年10月09日(土)
草の竪琴

先日購入したDVD 「グラスハープ─草の竪琴」 を観た。原作はトルーマン・カポーティの 『草の竪琴』 。主人公のコリン(カポーティ自身がモデル)は、 「T2」 のジョン・コナー役エドワード・ファーロングが演じている。

3本の指に入るほど好きな原作だし、エドワード・ファーロングも好きなので、かなり楽しみにいていた映画なのだが、やっぱりカポーティのあの世界を映像にするのは難しいなあと感じた。

画面はいい。音楽もいい。エドワード・ファーロングのナイーブな感じもいい(ほんとは不良だけど)。でも、カポーティの言いたかった「どんなに望んでも、あの時には戻れないのだ」という胸に迫るメッセージまでは伝わってこない。ただ、大好きだった従姉妹のドリーが死んで悲しいということだけ。

それはそれで確かに悲しく切ないのだけど、カポーティはそのことだけを言っているわけではないので、本では涙が止まらなくなったのに、映画ではあまり感動しなかった。でも、カポーティの言いたかったことを忠実に映像化しようと思ったら、一体どんな表現方法があるだろうか・・・・・ない。

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●「ターミネーター」ついでに、シュワルツェネッガー知事として初訪日
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