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2004年07月24日(土)
超エンターテインメント? 『スケアクロウ』

あまりに喉が痛いので、早めに病院に行った。今日はたまたまいつもの先生だった。違う先生だったら行かなかったかもしれないが、この時期に抗生物質を服用するのとしないのとでは、治りがずいぶん違ってくる。前回は抗生物質を飲まなかったので、結構長引いてしまった。

喉が痛いといいつつ、せっかく出たついでだからと、久々に紀伊国屋に寄った。いろいろと欲しいものはたくさんあったのだが、とりあえず、スタイルが面白そうかな・・・と思った 『スケアクロウ』 を買ってみた。

これは単行本と書いてあるけれど、雑誌のような作り。紙質も雑誌のようなザラ紙で、内容紹介に「コミックと合体」とあるように、実際イラストは漫画。つまり、挿絵部分が漫画ってこと。

この作りはとても面白いと思ったが、いかんせん、絵が良くない。これって外国の話で、当然主人公も外人。ポップなアメリカン・コミックのような絵ならいいが、どう見ても日本人にしか見えない絵なのだ。吹き出しも日本語だ(翻訳版だから当たり前かもしれないが)。なんで、こんな絵をつけちゃうかなあ?がっくり。。。

ヒーローが一重まぶたの日本人っぽい顔じゃ、様にならない(サングラスをかけているので、一重まぶたかどうかは不明だが、顔型からして一重まぶたであろうと想像する。絶対にアングロサクソン系の顔じゃない)。肉体的にも貧弱だし。(--;

そもそも原書の 『Scarecrow』 には漫画などついておらず、日本版で勝手にこんな作りにしたのだろう。だから、お手本となるヒーローの絵がないわけだ。だからといって、いかにも漫画にしなくても。。。いや、漫画でもいいから、アメリカン・コミック風の絵にして欲しかったなあ。作者が見たら、どうなの、これ?

と、あれこれ文句を言いながらも、「一度読み出したら眠れない超エンターテインメント」とあるから、ほんとにそれだけ中身が面白いなら、しょうがないから、まあ許してやろう。これはこの後、8月と9月に続きが出る。続きが読みたいと思わせてくれるなら、良しとしよう。


ところで洋書売り場で、ビル・クリントンの自伝 『My Life』 を見た。これがなぜか“売れている”という噂なのだが、なんと1000ページ近くもある分厚い本だ。うひゃあ!って感じ。あんな変態オヤジ(失礼!)の自伝を1000ページも読むなんて、考えただけでうんざり!とは思うが、変態部分だけを問題にしてはいけない。いやしくも、元アメリカ合衆国大統領なわけだから、彼の仕事の面を見てやらなくちゃ。それに、生い立ちから読めば、なぜ変態になったのかということもわかるだろう。って、どうしても例の「不適切な」スキャンダルにこだわる?<だって、当時ネットで逐一記事を読んでたんだもん。(^^;

それと、マーケットプレイスから、またマキャモンが届いた。これは図書館で借りて一度読んでいるのだが、結局、マキャモンの本は全部集める方向になってしまったので、これも一応入手しておく。とはいえ、この 『スワン・ソング』 はとても面白かったので、持っていて損はないだろう。<ここにも元アメリカ合衆国大統領が出てくる。私はなんとなく、クリントンを思い浮かべながら読んでいた。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonマーケットプレイス

『スワン・ソング』(上)/ロバート・R・マキャモン
定価 \1529 (税込)
ユーズド価格 \630+送料 \340=\970(山形・白鳥書店遊佐店)
単行本(ソフトカバー): 642 p ; 出版社: 福武書店 Mystery paperbacks ; ISBN: 4828840435 ; 上 巻 (1994/04)
内容(「MARC」データベースより)
7月17日、第三次世界大戦勃発。米ソの核ミサイルによる炎の柱と放射能の嵐が全土を覆い尽くした…。世界再生の鍵を握る少女スワンを巡っての聖と邪の闘い。ノストラダムス以後の世界を描く黙示録。

『スワン・ソング』(下)/ロバート・R・マキャモン
定価 \1529 (税込)
ユーズド価格 \630+送料 \340=\970(山形・白鳥書店遊佐店)
単行本(ソフトカバー): 633 p ; 出版社: 福武書店 Mystery paperbacks ; ISBN: 4828840451 ; 下 巻 (1994/04)
内容(「MARC」データベースより)
ミズーリ州と言われた地に住む旅芸人の中の一人の少女スワン、少女が触れたリンゴの木はまたたく間に生命を取り戻す…。あらゆる者たちの運命の糸がスワンのもとにより集められていく。現代の聖杯伝説。

※画像は原書 『Swan Song』


◆紀伊国屋

『スケアクロウ―死闘!南極基地を防衛せよ〈Vol.1〉』/マシュー・ライリー (著), Matthew Reilly (原著), 泊山 梁 (翻訳), 小林 正法 (イラスト) \499
単行本: 233 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: ランダムハウス講談社 ; ISBN: 4270000236 ; Vol.1 巻 (2004/07)
出版社/著者からの内容紹介
アメリカの管轄下にある、ウィルクス南極基地から謎のSOSが発信された。海中洞窟でダイバーたちが「何か」に襲われたという。そしてダイバーたちは「宇宙船のようなもの」を見たという。シェーン・スコーフィールド中尉率いる米海兵隊第十六偵察部隊は信号を受信し、至急救援に向かった。基地にたどり着いた海兵隊を、フランス軍最強の戦闘部隊、海兵隊第一パラシュート部隊が奇襲する。フランス軍も信号を傍受し、基地を無力化した上で「宇宙船のようなもの」を独り占めすることを狙っていたのだ!氷に囲まれた南極基地で凄絶な戦いが始まる――。

精緻な描写、圧倒的迫力の戦闘シーン。裏切り、陰謀、幾重にも張り巡らされた伏線。一度読み出したら眠れない超エンターテイメント。オーストラリアで爆発的ヒットを記録し、アメリカ、イギリス、南アフリカ、ドイツ、オランダ、チェコ、ブルガリア、中国でも大ヒットしたジェットコースター・ノベルが、コミックと合体して日本に上陸!


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