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2004年06月20日(日) ■ |
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全力でお守りいたします |
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夕べ、映画のあとで飲みに言ったのだが、アポロ13号が飲んだときは「すぐに眠くなる」か「妻の悪口をいう」か、どちらかだ。よそではどうか知らないが、一緒に飲むと、必ずそう。せっかくの「ハリポタ」も台無し。「安心してるから眠くなるんだ」なんて言って、同じ理由で「安心して」悪口言われたんじゃ、こっちは薬に頼ってでもやり過ごすしかない。「安心して」眠るために。
1度あったことは、まるで「100回もあった」ように言うし、月に1度は「毎日」になってしまう。妻が幸せにやっている(ように見える)のが妬ましいのだそうだ。仮に妻が幸せだとして、それは自分の力、甲斐性であるとは思えないのだろうか?自分はそういう立派な男なのだという誇りはないの?ほんと、そういうのって、尊敬すべき立派なことなんだから、それこそ「安心して」自慢していいのよ。
そもそも、お酒を飲みながらそういう話をして、誰が楽しいの?私に言うならまだしも、私以外の周囲の人には、いい迷惑だ。相槌を打ってる人だって、その場限りのこと。いなくなれば、また違うことを言ってるわけだし。本気で相槌を打ってるんじゃないことくらい、そろそろ気が付いてもいいんじゃない?
それと、人に頼んで「痩せろ!」と言わせるのもやめてほしい。あんまりうるさく言われるから、しょうがないのでダイエットをしているけれど、だからって、何かいいことがあったためしがない。太ってたって、痩せたって、何も変わらないなら、ありのままでいいじゃない。これがナイスバディになっちゃったら、心配でしょうがないでしょう?(^^;
太ったのは、ホルモンバランスがおかしくなってるからだと病院で言われても、まるで聞いてないし、だいたい何が原因でそうなっているのか、最もよく知っているのは当の夫であるはず。なのに、守ってくれるどころか、「拒食症になれ」とでも言わんばかり。そんなに痩せてるのがいいなら、サナダムシの卵を飲むか、発ガン物質の入った食品でも大量に採ろう。その代わり、「死なばもろとも」という言葉もあるってことを覚えておいたほうがいいかもよ。自分で受け取れる生前給付の保険は、やっぱりこのままにしておこう。
そういうわけで、私は何があっても絶対守ってくれそうなシュワちゃんが好きなのだ。高潔なアラゴルンが好きなのだ。夫は、皇太子のように「全力でお守りいたします」なんてことは、間違っても思っていないだろう。そう言える男は滅多にいないが。。。うちの夫は州知事でもないし、王様でもないし、皇太子でもないから、そんな立派なことは望んじゃいないが、せめて、飲んで人前で愚痴るのだけは、人様に迷惑だからやめましょう。
美人薄命なので、私もそうそう長生きもしないだろうから(え?)、もうしばらくの我慢よ。それに、こうるさいヒステリックな妻より、ぐうたらな妻のほうが、まだましだと思うけど?いざって時には、私は「全力でお守りいたします」から。
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