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2004年06月19日(土)
映画 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の先行オールナイトを観てきた。
前に予告編を観たときにも書いたが、みんな大人っぽくなって・・・と思いながら観ていたら、フレッド&ジョージなんて、もうすっかり大人!この二人に関しては、成長してからのほうが、あの双子の雰囲気がよく出ていたと思うけれど、ネビルは痩せちゃったし、ドラコの顔は長くなっちゃったし・・・。

監督が代わって(前監督のクリス・コロンバスは、製作で参加しているが)、ちょっとドタバタしてる?無理に笑わせようとしてる部分が見え見えなのがちょっとね、という感じ。香港映画じゃあるまいし、無理に笑いを作らなくても・・・。

で、一番問題なのが、ダンブルドア校長!最初からこの人だったら、とりたてて文句も言わないだろうと思うが、やっぱりリチャード・ハリスのダンブルドアがはまり役だっただけに、こんなダンブルドアじゃ嫌だー!と叫びたい気持ち。今度のダンブルドアも、それなりに向いていると思うけど、リチャード・ハリスよりも品がない顔立ちだし、目が優しくない。格調高い大魔法使いとしては、役不足じゃないのかなあ。。。そりゃ、私の好みの問題だけかもしれないけど。(泣

2作目のダンブルドア(リチャード・ハリス)は、もう今にも死にそうで、見ているほうも辛くなったが(日本での映画公開時にはすでに他界)、3作目でいきなり元気になっちゃったダンブルドアを見るのも変な気分。

それと、まだあまり詳しくは書けないが、注目のシリウス・ブラックと、リーマス・ルーピン教授にはがっかり。個人的な好みもあるので、全然ダメなのよという意味ではないけれど、原作ファンとしては、違うだろー!という憤りを感じた。ピーター・ペティグリューに至っては、二度と出てくるなよ!って感じ。(^^;

じゃ、映画は全然気にいってないのか?というと、別にそういうわけでもないんだけれど、自分の中のイメージがそこそこ壊れちゃったってこと。このあとシリウスは重要な役割があるし、ハリーに匹敵するくらいのカリスマ性のあるヒーローでなければダメだと思う。あれじゃただの浮浪者?ルーピンだって、一見、2作目のロックハートみたいだし、変化がない。

1作目で感じた、わくわくしたマジカルな感じ(私も魔法界にいるのかな?みたいな)が、今回は全然感じられなかったというのもある。慣れと言ってしまえばそうなのかもしれないが、監督が代わったことは、結構大きいかもしれない。

もし4作目が作られるのなら、ハリーやロンやハーマイオニーが代わっても構わない。セドリック・ディゴリー役だけは、絶対に期待通りの俳優を使ってちょうだい!お願いだから、パーシーとか、オリバー・ウッドみたいな子にしないで〜!優等生だからって、その線でイメージされてるかもと大いに心配。パーシーもほんとは気にいってないし。もちろん、ウッドも。

「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の先行オールナイトは、ほぼ満員だったが、今回は予想外に空いていた。グッズ売り場の混雑もなし。というわけで、伊勢丹では売切れていた「タイムターナー」のペンダントも楽々入手できた。

いろいろ気にいらない点を書いてきたが、

だけど、面白かった!

と書いておこう。配役は個人の好みの問題ってこともあるし。


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