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2004年04月15日(木)
ノヴェライゼーション

『小説家を見つけたら』を読了。これは映画のノヴェライゼーションで、脚本をもとに小説化されているので、作中の小説家ウィリアム・フォレスターは、どう想像してもショーン・コネリーでしか有り得ない。先日読んだ『プレシディオの男たち』も同様で、やはり映画のノヴェライゼーションは、その配役の俳優以外には考えられなくなってしまうのが難。とはいえ、内容はなかなか良かった。

この小説家は、かなり偏屈な小説家なので、個人的にはジーン・ハックマンでもいいんじゃないかと思ったけれど(黒ブチの眼鏡をかけてほしい)、ウィリアム・フォレスターという名前もなんとなくイギリスっぽいし(アメリカの作家、ウィリアム・フォークナーからとってるのか?とも思ったが)、年齢的にもすでに70歳を越えているので、やはりショーン・コネリーのほうがいいのか・・・。

で、今更ながらに気が付いたのだけど、ショーン・コネリーはほとんどの映画で、スコットランド人になっている。白人だからというだけで、どこの国の人間でも演じてしまうわけではないんだな。。。例外として、『レッド・オクトーバーを追え!』では、ロシア人だったか?彼の全出演作を観ているわけではないので、私の知っている範囲内での話だが。

これって、ターミネーターのモデルになった人物がオーストリア人なので(シュワちゃんのことだが)、ターミネーター(これもシュワちゃんだけど)はドイツ語訛りの英語を話すといったこだわりのようなものなんだろうか。母国語が英語の人には、ドイツ語訛りもスコットランド訛りも、やっぱり明確にわかってしまうんだろう。

しかも単にイギリス人というのではなく、わざわざスコットランド人だとしているのだから、ショーン・コネリーの英語には、かなりスコットランド的なニュアンスがあるんだろうか?と思う。

ちなみに、ショーン・コネリーって、スコットランド人?<最初にこれを知ってないと、お話にならないだろう。( ̄∇ ̄;)!!


●7月末の神宮球場での「横浜×ヤクルト」戦のチケットをもらう。でも、ヤクルト側。思いっきり応援できないのが残念だが、タダでもらったものだから、文句は言えない。7月だから、半そでのTシャツで十分だろうが、一塁側でのベイスターズ・ブルーの「背番号22番・佐々木Tシャツ」姿はどうよ?(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『小説家を見つけたら』/ジェームズ・W・エリソン
内容(「BOOK」データベースより)
NYの下町ブロンクスに生まれ育った16歳の高校生、ジャマール・ウォレスには誰にも言えない内緒の愉しみがあった。それは文章を書くこと。学校では文学少年である一面はまったく見せない彼だったが、読書から得た知識の豊富さと書くことへの熱意は誰にも負けないものがあった。そんな彼がある日偶然にも出会ったのは、処女作でピューリッツアー賞を受賞し、その後、姿を消した大作家ウィリアム・フォレスターだった。フォレスターは自分のことを絶対に口外しないことを条件に、ジャマールへの指導を引き受けることになるが…。


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