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2004年04月09日(金) ■ |
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『マーティン・チャズルウィット』 |
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◆「私の読書の記録」のページ内の「好きな作家」のコーナーに、ジェイン・オースティンを追加しました。まだ工事中ですが。。。(^^;
<私の読書の記録>ページ
NHKラジオ講座「原書で読む世界の名作」で、イーヴリン・ウォーの 『A Hundful of Dust』 (邦題 『一握の塵』)を読んでいるが、なんと、ここにもディケンズの『マーティン・チャズルウィット』が出てきた。
ここにも・・・というわけは、この間読んだ 『文学刑事サーズデイ・ネクスト(1)─ジェイン・エアを探せ』 (長いって!)にも出てきたからだ。この中で、 『マーティン・チャズルウィット』 (これも長いな!)に登場するクウェイヴァリーという人物が、悪の化身アシュロンによって本の世界から引っ張り出され、殺されてしまうのだ。
先日、紀伊国屋で 『マーティン・チャズルウィット』 の原書を見つけたので、その場でかなりの時間をかけて立ち読みし、クウェイヴァリーなる人物を探したのだが、結局みつからなかった。私はこの作品を未読なので、あらすじも何も知らないのだが、目にも留まらないほど些細な役だったのか、あるいは、クウェイヴァリーなる人物は、「文学刑事」でのジャスパー・フォードの創作なのかと、かなり気になっている。
これがもしフォードの創作だとすれば、他の文学作品に関するあれこれも、どこまでが本当で、どこまでが作り事なのか・・・。それを知るには、そこに出てくる作品を全部読まなくては解決しないというわけだ。
ちなみにフォードは「文学刑事」の中で、登場人物に「『マーティン・チャズルウィット』 なんか面白くもない」といったようなことを言わせている。図書館にあったから読んでみようかと思っていたが、面白くないのかぁ〜。全3巻だし・・・。(^^;
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