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| 2004年02月03日(火) ■ |
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| 愛することをめぐる不滅の小説 |
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やっと1月分の感想を書き終えた。すでに忘れ去っている記憶を必死で呼び集め、ちょっと風邪気味であるにもかかわらず、朝までかかってアップした。
先月末は、ほぼ1日1冊読了していたので、感想を書く暇がなかった。それというのも、ほとんどが図書館の本なので、とにかく期日までに読まないと!という頭しかなかったから、味わって読むなどという贅沢な読み方はできなかった。感想も返却日までには書き終えないと、これまた困ったことになるし、かなりあせった。
モバイルを使用できなくなったのも痛い。あれこれ取り替えるのも面倒なので、AirH"も解約してしまったから、新しく買い揃えなければモバイルは使えない。というわけで、ちょっと空いた時間に書き込むということができなくなって、非常に不便。でも、その分読書はできるかな?
一番バカバカしいのが「読書メモ」だろう。これはモバイルを使用しているからこそ、気が付いたことをすぐに書き込める便利なメモとなっていたのだけど、なんかその意味がなくなっているような・・・。(^^;
そういえば、今月の読書会の課題本である『緋文字』(私は角川文庫で読む)は、原書の『The Scarlet Letter』のDover版を以前に買ってある。両方読もうかどうしようかと迷い中だが、たぶん翻訳だけで終わるだろうな、と書きながら確信している。
この『緋文字』について、ベイリー・ホワイトの『ママは決心したよ!』にこんなことが書いてあった。「ルイスおじさんはメイがホーソーンの『緋文字』を読んでいるのを見つけたときは、ひったくるようにして取り上げると、性的な意味合いが含まれているページはぜんぶ、のりで貼り合わせてしまった」・・・って、そんな本だったの?ジョン・アップダイクに言わせれば、「愛することをめぐる不滅の小説」ということらしいのだが、子供にはまずい内容なのか?
ちなみに、アップダイクの選んだ「愛することをめぐる不滅の小説」とは、こんなラインナップである。
●『愛すること』(未訳/Loving 1945)/ヘンリー・グリーン(Henry Green) ●『ボヴァリー夫人』(岩波文庫上下巻、新潮文庫)/Madame Bovary 1857)/ギュスターヴ・フロベール(Gustave Flaubert) ●『クレーヴの奥方』(岩波文庫/La Princesse de Cleves 1678)/ラファイエット夫人(Madame de La Fayette) ●『危険な関係』(『世界の文学セレクション36-4』[中央公論新社]/Les liaisons dangereuses 1782)/コデルロス・デ・ラクロ(Choderlos de Laclos) ●『緋文字』(岩波、新潮、角川文庫/The Scarlet Letter 1850)/ナサニエル・ホーソーン(Nathaniel Hawthone)
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