BACK NEXT 初日 最新 目次 HOME

INFORMATION
日刊・知的ぐうたら生活
ここのBLOGはこちら
SCHAZZIE@MOBILE

schazzie
HOME

SOUTHBOUND
Go To U.S.A.
BOOKLOG
BOOK CLUB
読書の日記
Another View


My追加


■ 本の検索・購入 ■
Amazon.co.jp アソシエイト



●For Mobile●
キーワード:

2004年02月02日(月)
ロバート・マキャモン『少年時代』

以前から薦められていた、ロバート・マキャモンの『少年時代』を読み始めたのだが、これまでマキャモンとパトリック・マグラア(通常こう表記されているのが多いが、柴田元幸氏の表記はマグラー)を勘違いしていて、てっきりホラーものかと思っていた。たしかにちょっとホラーっぽい不気味な雰囲気もなきにしもあらずで、まだ冒頭なのだが、一箇所ぞっとするところがあった。

といっても、幽霊とか心霊現象とかではなく、雀蜂の大群に襲われるところ。教会でミサをしているときに、天井から雀蜂がゾロゾロ出てきて、そこにいた人々を次々と刺すというエピソードなのだが、常日頃、私は雀蜂をとても恐れているので、読んでいて心臓が痛くなるほどだった。教会に集まった善良な人々(いざという時、自分だけさっさと逃げるという人が必ずいるものだ)が、その殺人的な針で容赦なくあちこち刺されるところなど、想像しただけで気を失いそうだった。雀蜂が主人公の指に止まっている部分なんて、ほとんど呼吸が停止して、あやうく脳死状態に陥るところだった。

雀蜂に刺されたことはないが、下手をすれば死に至るほどの毒を持っているというから、絶対に遭遇したくないものだが、以前熱海の花火大会に行ったとき、旅館の庭に雀蜂が何匹か飛んでいたのを見て、恐怖におののいた。

そんなことを考えていたら、隣の家(空家)に蜂の巣があるのを思い出した。昨年のうららかな秋の日に、ふとベランダの窓を開けると、蜂がブンブン飛んでいた。げ!と思って外を見ると、隣の空家の煙突(だかなんだかわからないが)に、大量の蜂が群がっている。そこに巣があるらしいのだ。

幸いにして、それは雀蜂ではなかったので(とはいえ、それを狙って雀蜂が来ることがあるらしい)、そのまま寒くなって姿が見えなくなると同時に忘れていたのだが、あれはまずい!春になってまた活動が活発になり、卵が孵ったりしたら、また数が増えるし、巣はうちのベランダから目と鼻の先だから、窓を開ければ家の中に入ってもくるだろう。洗濯物に隠れているかもしれない。雀蜂でなくとも、「蜂に刺される」と考えただけで、心臓麻痺を起こしそうだ。今のうちに何とかしないと!誰が?・・・私だよね、やっぱり。隣は空家だから、誰に言うこともできないし、アポロ13号は虫が苦手で頼りにならない。私だよ・・・。(--;

マキャモンの小説で、蜂の巣のことを思い出したのが良かったのやら悪かったのやら。。。また嫌な仕事が増えた。飛び始めたらもう危険だから、今のうちに抹殺せねば!→殺蜂計画を練る。


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698

Site Meter