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2004年01月08日(木) ■ |
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超乱読予想 |
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喉の具合がおかしいので、早めに風邪薬を飲んでおいたのだけど、体調不良の時期だし、こういうときはウィルスにもすぐつけこまれる。それにしても、外に出て人ごみにまぎれたわけでもないのに、どこからうつったやら?
部屋の中はなるべく乾燥しないようにしたいので(美容のためにも健康のためにも)、洗濯物を部屋の中で干しておいたりするのだけど、アポロ13号がそれをひどく嫌う(彼はカラカラに乾燥していたほうがいいらしい)ので、喉や鼻をすぐやられてしまうのだ。アポロ13号は、なぜ乾燥していても平気なんだろう?毎日汚れた外気を吸っているので、粘膜が鍛えられているのかもしれない。それと違って、私はデリケートなんだけど。。。(^^;
今日、途中で投げ出そうと思った『A Wrinkle In Time』をなんとか読み終えた。自分のサイト内でこんな本はどうですか?と紹介しておきながら何なんだけど、最後はがっくりだった。あそこまであんなことを書いておいて、そうくるのか!みたいな・・・。
読むのがこの時期でなかったらよかったのかもしれないが、頭がボケてるところに物理とか数学の話をさんざんしておいて、結末はそれですか!だ、まったく。異次元とか宇宙の話は好きだけど、そもそも行方不明のお父さんが、なぜそんなところにいるの?という感じで、そのあたりを納得させてくれれば、もう少しましな感想になっただろうと思うけど、やっぱりニューベリー賞って、あんなものなのね。。。
次に『When Zachary Beaver Came to Town』(邦題『ザッカリー・ビーヴァーが町に来た日』)を読もうかなと思ったが、同じく表紙に金のメダルがついていたので、これもニューベリー賞なのか?と思ったら、全米図書賞だった。全米図書賞ならまだいいかな?
去年、私の好きなT.コラゲッサン・ボイルもノミネートされていたが、残念ながらとれなかったようだ。つまり?とれないほうが面白いのか?うーむ・・・。でも、これは夏の話のようなので、読むのは夏にしよう。
というわけで、次に読む洋書は、なんとなく寒そうで冬っぽい『The Voyage of the Arctic Tern』にしてみた。「arctic」は「北極の」という意味だから、これは寒いだろうと思ったら、「arctic tern」で「キョクアジサシ」という鳥の名前になり、ここでは船の名前ということなので、北極の話ではないようだ。
そもそもこの話は、作者のヒュー・モンゴメリが、孫へのクリスマス・プレゼントとして書き始めたということなので、クリスマスに読もうかなと思っていた本。でも、中身は全然クリスマスには関係なさそうなので、やめておいたのだ。これは紀伊国屋のバーゲンで買った大判のハードカバーで、重たくて布団の中とかお風呂の中では読めないので、サブで『Molly Moon's Incredible Book of Hypnotism』を読む。孤児モリー・ムーンのいじめられ具合が、レモニー・スニケットの<不幸な出来事>シリーズに匹敵するほどで、とっても不幸っぽい。そういえば、<不幸な出来事>シリーズも、2冊未読だ。(--;
今年はなるべく積読本を減らしたいので、もともと乱読ではあるが、「超乱読」になる予定。というわけで、今年の読書記録は(洋書の場合)、ロマンスやミステリやファンタジーの羅列になるだろうと、今から予言しておこう。そのかわり翻訳書のほうは、去年集めた文芸書を片付ける予定だが、予定は未定だから。。。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『A Wrinkle In Time』/Madeleine L'Engle ペーパーバック: 240 p ; サイズ(cm): 出版社: Random House Childrens Books ; ISBN: 0440498058 ; Reissue 版 (1973/04/01)
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