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2003年12月25日(木) ■ |
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ミ★ Merry Christmas |
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Shhh.... Santa is sleeping! Santa is now taking a much needed rest from his long journey around the world. Merry Christmas and Happy New Year!
今年のサンタクロースの旅も終了。 そのハイライトはこちらで! <Dec. 24, 2003 Highlights>
今年読んだクリスマス本は、現在読書中のものも含めて15冊。おかげで、クリスマスやサンタクロースについては、何かと物知りになった。クリスマスって、日本では、どうせ彼がいないからとか、彼女がいないから面白くない!という人も多いけれど、そういうもんじゃないでしょう。世界の人々に向けて愛を!・・・って書いてるほうが気恥ずかしいが、例年のアポロ13号の決まり文句「うちは仏教徒なんだから、クリスマスなんかしなくていいんだ」なんていうのが日本人。他人に愛情をかけるというのを恥ずかしがる国民なのだ。
日本ではクリスマスといっても、ほとんどの人が「キリストの誕生を祝う」という当初の目的など忘れているか、下手をすれば知らない人もいるだろう。今年はクリスマス関連本をたくさん読んだおかげで、その目的を忘れずにすんだ。だからといって、キリストの誕生会をしたわけではないが。
中学はミッション・スクールだったので、クリスマスが一番大きなイベント。市の大ホールを借り切って、大きな催しをする。全員白い手袋をして、聖歌(カトリックでは「聖歌」、プロテスタントは「賛美歌」)もラテン語で歌う。その昔、そういった歌は全てラテン語だったが、自国語で歌うようにしたのが、聖フランシス。それ以降、聖歌や賛美歌は人々に馴染み、クリスマスにはクリスマス・キャロルを歌うという習慣もできた。
で、彼氏や彼女がいなくたって、家族やそばにいる人に、メリー・クリスマス!と言うだけで、心が和まないかな?キリストはともあれ、サンタクロースってそういう人だと思う。プレゼントがなくたって、サンタのことを考えると、愉快にならないだろうか?たしかに、ひとりぼっちですごすクリスマスって、街が賑やかなだけに寂しいものだけど、そんな人にもサンタは夢を届けてくれるのだと思いたい。目に見えるプレゼントじゃないけれど、一人一人にちゃんと届けてくれると思う。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『A Christmas Memory, One Christmas, & the Thanksgiving Visitor』 (Modern Library)/Truman Capote (著) ハードカバー: 107 p ; 出版社: Random House Inc ; ISBN: 0679602372 ; (1996/11/01)
※<イノセント・ストーリー>シリーズの「クリスマスの思い出」、「あるクリスマス」、「感謝祭のお客」の3作が入った本。日本語訳でも読んでいるが、翻訳では味わえないカポーティの細やかな感性が感じられる名作!
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