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2003年12月09日(火) ■ |
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労多くして益なし |
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今日は、ずっとやらなければならないと思っていたHPの更新作業(表に出ないので他人にはわからないもの)をやった。いや、ずっとやっている。更新箇所でない部分まで、気になりだすと手を出さずにいられなくなるので、今日は座りっぱなしだ。管理人というものは、目に付かないところで何かと気苦労が耐えないのよ。労多くして益なし。
一番やめたいのは日記なんだけど(悩みの種)、文学サイトなのに(え?)、普段日記のことしか話題にならないってのは、どうなのよ?って感じだから。そういうことなら、いっそのこと本の感想とかをやめるかな?<何のサイトよ!(^^;
本の感想というのも、毎回なんとか形にするのに四苦八苦。小学生が本の感想文を書きたくないという気持ちがよくわかる。特に感想もないって時だってあるのに、ない知恵を振り絞って、どうでもいいような文章を書いたところで、何か為になることでもあるかしらん?と、その存在意義が大いに疑問だ。
というわけで、ボームの『サンタクロースの冒険』の邦訳を読み終えたのだが、予定ではそのあと原書『The Life and Adventures of Santa Claus』に行くはずだったのだけど、もう飽きたし、同じ感想をまた書くのもしんどい(内容は同じでも、多少何か気のきいた言葉でも付け加えてみたりしないといけないかなと考えるのがだるい)ので、今年はやめた。原書と邦訳では、明らかに読んだ印象が違うものもあるけれど、これに限っては一緒だなと数ページ読んで悟った。何やら教訓めいた話を、2度も3度も読みたくはないし。つまり面白くなかったってことか。面白い本なら何度読んでもいいんだから。それに、ボームは『オズの魔法使い』の作者だが、私は『オズの魔法使い』って別に好きじゃなかったんだっけ。そうそう!オズの続編のまえがきか何かを読んで、この作家を胡散臭く思って以来、読む気をなくしたのだ。
なーんて思いながら、それをさっさと箱にしまいがてら、その辺を整理していたところ、オルコットの『Little Women』(『若草物語』)が出てきた。アラジン・クラシックス版で、厚さが5〜6cmはありそうなやつ。分厚いねえ〜と他人事のようにパラパラめくっていたら、物語の始まりはなんとクリスマスだった。げ!これもクリスマス本に入れないといけないかな?と思ったら、失神しそうになった。しかしこれ、バーゲンで500円で買ったのだが、現在Amazonでは654円。買った当時、紀伊国屋のプロパーでは1318円だったのに!紀伊国屋がとんでもなく儲けていたのか?今はもう少し安くなっているんだろうが、洋書にはとんでもない手数料をつけていたんだなあと、改めて驚いた。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『サンタクロースの冒険』/ライマン・フランク・ボーム 内容(「BOOK」データベースより) あのサンタクロースにも、少年時代があったことを知っていましたか―赤ん坊のときにバージーの森に捨てられ、森の精ニシルに育てられた少年クロースは、あるとき自分におもちゃ作りの才能があることに気づきます。子供たちがおもちゃをもらうと大喜びすることを知ったクロースは、もっとたくさんの子供たちを喜ばせようと、仲間の妖精やトナカイたちの助けを借りて、おもちゃを配る旅に出かけることにしたのですが…『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームが贈る、心暖まるクリスマス・ストーリー。
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