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2003年12月01日(月)
「ライ麦畑」以来の傑作???

◆BOOK PLUS 新刊
(10月末に出ていたらしいが、書店で見かけなかった)

マーティン・ピッグ BOOK PLUS/ケヴィン ブルックス (著), Kevin Brooks (原著), 林 香織 (翻訳)
単行本: 363 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4048970402 ; (2003/11)
[ 内容 ]
マーティン・ピッグ。ぼくの名前だ。何度ブタと野次られたか知れない、でも父さんの苗字だから仕方ない。酒浸りで暴力的な父。でも憎んだ事ははかった。まして殺すつもりは……少年の瑞々しい語りで綴る注目のYA作!

※イギリスで「ライ麦畑」以来の傑作!と言われているらしいが、そもそも『ライ麦畑でつかまえて』(または『キャッチャー・イン・ザ・ライ』)を傑作と思っていないから、どうなのよ?って感じ。「ライ麦畑」が傑作だということにしたとしても、「ライ麦畑」以来、それ以上の傑作が出ていなかったとしたなら、私はとっくに世の中に絶望して、本など捨てているだろう。傑作と評価されるのはいいが、他人の作品と比較されるのは作家としても嫌なことだろうと思うし、こういう「ライ麦畑」だろうが「ハリー・ポッター」だろうが、「売れている本の名前を出せばいい」という宣伝の仕方はあまり感心しない。


「BOOK PLUS」の新刊が出たので(明日届いてしまうし)、慌てて未読の1冊『アンダーキル』を読み出した。今とくに読みたい内容ではないので、あまり気が乗らないのだけど、たまってしまうと大変だし、クリスマス本が届くまでに読了する予定。

にしても、なかなか届かないクリスマス本。11月の苦しい読書が終わったら、クリスマスものだー!と楽しみにしてたのに、全然届かないのでがっかり。去年までに集めてあるものもあるのだが、見飽きたものでなく、新しくてきれいな本を目にしたい。アドヴェント・カレンダーも頼んであるのに、早く届いてくれないと、楽しみがなくなるじゃない!


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