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2003年09月20日(土)
「トゥームレイダー2」

秋のお彼岸はずっと雨のようだ。体風15号のせい?
ふくちゃんの葬儀は22日。その日も予報は雨。

夜、アポロ13号の希望で「トゥームレイダー2」をオールナイトで観に行った。この映画、もともとテレビゲームが原作なので、ストーリーがどうこうというより、無駄とも思える過剰なアクションが目立つ。またしても香港映画っぽいなと思ったら、監督が中国系で、やっぱりねという感じ。主人公ララ・クロフト役のアンジェリーナ・ジョリーはカッコよかったけれど、彼女があまりにスーパーウーマンなので、男優たちが皆へなちょこに見える。ストーリーそのものは興味深いのだが、最後に化け物が出てきちゃったりするのは、やっぱりゲームねという感じで興ざめ。というか、完璧にゲームの世界。最初から、これはファンタジーまたはSFですよという意識で見ればいいのだろうが、何も考えず、クロフト嬢のカッコ良さにうっとりする分には○。

「トゥームレイダー2」には007が在籍している英国諜報部「MI-6」が出てくるが、私が楽しみにしているのは、「MI-7」が出てくる映画。「MI-7」は英国諜報部のショムニという感じのところで・・・ってつまり、あのMr.ビーンが007ばりのスパイになるっている映画「ジョニー・イングリッシュ」のこと。パンフレットを見ただけで大笑いなんだけど、わざわざ映画館で観る気はないかも。(^^;

もう一つ、ショーン・コネリー主演の「リーグ・オブ・レジェンド/時空を越えた戦い」も面白そう。この映画には、文学作品上の登場人物が多数出演。そもそもショーン・コネリーは『ソロモン王の洞窟』のアラン・クォーターメイン役だし、その他、『海底二万里』のネモ船長、『吸血鬼ドラキュラ』のヒロイン、ミナ・ハーカー、『透明人間』のロドニー・スキナー、『ドリアン・グレイの肖像』のドリアン・グレイ、『トム・ソーヤーの冒険』のトム・ソーヤー、『ジキル博士とハイド氏』のジキル博士とハイド氏といった具合。国も時代も異なるヒーローたちが、19世紀末のヨーロッパで結束して世界を救う、ファンタジックな冒険活劇ということで、「誰ひとり、ただ者じゃない」というコピーがいい。

<リーグ・オブ・レジェンド公式サイト>

   

  

これを観るために、少なくとも『ソロモン王の洞窟』、『海底二万里』、『ドリアン・グレイの肖像』は読んでおこうと思ったりして、また読むものが増えてしまった。他の作品は既読のものもあるし、未読でも内容は知っているが、この三作はちょっとあやふやなので、ぜひ読んでおきたい。しかもすでにテレビでCMも始まっているし、映画自体も10月公開なので、なるべく早めに。


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