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2003年08月29日(金)
読書の効能

精神的な余暇の過ごし方で、脳の衰え、痴呆症の進行を防ぐには、「読書」が有効である。それも午前10時頃に読むのが最も効果がある。これは、読書によって頭の中に絵を想像するということが脳を活性化して、非常に有効なのである。と、今日の「おもいっきりテレビ」でやっていた。ボケないためには、「読書」をしよう!

だからというわけではないが、青山南さんの「ロスト・オン・ザ・ネット」を覗いてみたら、

「最近、日系の新人のメアリー・ユカリ・ウォーターズのどこかとぼけた短編を・・・」

という文章があった。「あ、授業でやったあれだ!」と思うと同時に、あらら9月だ!すっかり忘れていたけど、授業の予習をしなきゃ!という気持ちに囚われ、もう夏休みも終わりだなあと、宿題をしていない小学生のような気分になった。いや、実際、宿題(のようなもの)をしていないので、かなり青くなっているのである。(^^;

しかし、最近悩んでいることがある。本は「読みたいものを読む」のがベストだと思っているのだけれど、2年後に引越し予定なので、このあたりで簡単には売れない洋書を引越し前に減らしたい。山と積まれた洋書をとにかく処理したい。だけど読まずに捨てるのはもったいないから、この2年間にできるだけ読みたい。と考えているのだが、やはり読みたいものを読みたいし、授業に関係する本も読みたい。だけどそれをしていると、山は一向に切り崩せないという按配。どうしたものやら・・・なのだ。

なんたって、紀伊国屋のバーゲンで、とにかく安いのに目がくらみ、ミステリやロマンスなどを考えなしに山ほど買いあさっていたものだから、読むのはいいのだけど、状況にそぐわないという事態になりそうなのだ。例えばクラスの人に、今何を読んでます?と聞かれて、「ノーラ・ロバーツです」などという答えをするのはどんなものかしら?と。授業日記の前後に、ミステリやロマンスを読了しましたと書くのは、どうなの?などとも。なんだか、授業日記の真実味がなくなるような・・・。

でも、実際ミステリもロマンスも好きだし、ファンタジーも児童文学も好きなんだから、それはしょうがないか。たとえ2年間、山の処理に専念しても、読める数は限られているし、欲しい本はやっぱり買うし、焼け石に水かも。


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