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2003年07月06日(日) ■ |
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『アラバマ物語』 |
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Amazonに 予約 しておいたDVD『アラバマ物語』がやっと届く。 たしか、6月27日の発売だったよねえ、この版は。(--; 今頃届いたのでは、予約も何もあったもんじゃない。でも、愛しのペック様に追悼の意を表して、うだうだ言うのはやめておこう。
で、早速鑑賞。 やっぱり何度観てもいい!というか、観れば観るほど感動が増す。装丁を見て、あれ、カラーだったっけ?と思ったが、やっぱり白黒だった。画面が白黒というのもポイントが高い。内容とか感想はAmazonのレビューに書いているので省略するけれど、グレゴリー・ペック演じるアティカス・フィンチは、本当に素晴らしい。夏になるとやってくるチビのディルは、トルーマン・カポーティがモデルになっているというのを知ってからは、また観るのが楽しくなったし。
でも、テレビで放映したものとDVDでは字幕の違うところがあって(訳している人が違うのだから当然かもしれないが)、テレビの字幕のほうがいいぞ!という部分もあった。それと、私の中で本と映画が混じってしまっているのか、カットされているところがあるような気がしてしょうがない。明日またテレビから録画したビデオを観てみよう。
ただ、DVDのほうには、グレゴリー・ペックが映画を紹介する劇場用に作られた予告編もあって、それはそれでナイス!なおまけだった。いずれにしても、映画を観る前でも観た後でもかまわないから、本のほうも読まれることをお薦めしたい。さらに感動が増すことは間違いない。この作品に関しては、映像によって原作のイメージが損なわれているということは全くない。
◆Amazonから
『アラバマ物語』 出演: グレゴリー・ベック, ロバート・デュバル, その他 監督: ロバート・マリガン Amazon.co.jp ハーパー・リーのピューリッツァ賞受賞小説『ものまね鳥を殺すには』(注:原題は『To Kill A Mockingbird』(mockingbirdは「マネシツグミ」または「ものまね鳥」)、邦題は『アラバマ物語』である)を原作に、名匠ロバート・マリガン監督が詩情豊かに描く社会派ヒューマン映画の秀作。1930年代、黒人差別がはびこるアメリカ南部で、白人少女を暴行した罪で起訴された黒人を弁護することになったフィンチ弁護士(グレゴリー・ペック)は、町の人々から白い眼で見られながらも正義を通そうとする。その一方フィンチのふたりの子どもによって、近所の幽霊屋敷に住むブーという謎の男にまつわるエピソードが並行してつづられていく。
今の眼では理想的過ぎると批判されるかもしれないが、人種差別問題にヒューマニズムをもって切り込んでいく描写は、当時としては画期的だったともいえよう。その意味ではまさに勇気ある名作であり、また、その理想主義を体現するにふさわしい名優グレゴリー・ペックは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞(脚色賞&黒白美術賞も)。名優ロバート・デュヴァルの映画デビュー作。どこで登場するかは各自の眼で確かめられたし。思わず感嘆の声を発すること間違いなしの素晴らしい印象を残してくれる。(的田也寸志)
ロバート・デュバルは○○だよ!ああー、言いたいっ!!!(^^;
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