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2003年06月19日(木) ■ |
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原文で味わう新しいアメリカの短編小説(8) |
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「原文で味わう新しいアメリカの短編小説」講座第八回 テキスト:「Along the Frontage Road」/Michael Chabon (from The New Yorker 2001)
本来は、今日の日記に書くべき作家の情報をすでに書いてしまったので、作家情報はそちらを参照してください。
<マイケル・シェイボンについて>
今回は自ら手を上げて発表を志願するという無謀なことをしてしまった上、「短編は短くなればなるほど難しい」という見本のような作品であったがために(短い作品だから選んだわけではないが)、マイケル・シェイボン大好き!のはずが、一転、マイケル・シェイボンなんか大嫌い!となってしまった(一応気分的に。べつにシェイボンが悪いわけじゃないんだから)。人が訳したものを読む分には面白いのにね。しばらくは、シェイボンの本なんか見たくないわ!という感じなのだが、タイミングの悪いことに、『カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険』を読書中。とりあえずは読了させておかないと。。。驚くべきなのは、カヴァリエ&クレイの冒険じゃなくて、シェイボンの頭の中じゃないかといった感じ。
ともあれ、「今までで一番難しい」という南さんのお言葉が、唯一の救いといったところ。終わってほっとしたというより、打ちのめされたという感じで、高校生みたいに、「夏休み=補習」という図が脳裏をよぎる。でも、みんなが苦しんでいるのを見て、なぜか嬉しそうだった南さんって、ほんとは意地悪なんですか?
◆次回の課題 「Egg-Face」/Mary Yukari Waters (from Zoetrope: All-Story 2001)
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