|
|
2003年05月22日(木) ■ |
|
消えた鯉の謎 |
|
久々に友人と御苑をウォーキング。イギリス庭園のバラが満開。というか、開きすぎか。天気もよかったので気持ちが良かったが、ちょっと焼けちゃったかな?なんとなく顔がひりひりしている。
ところで今日はびっくり仰天! 日本庭園の池で、巨大お化け鯉1号〜3号の観察をするのが楽しみだったのに、なんとっ!鯉が1匹もいなくなっていた!いや正確に言うと、「巨大お化け鯉1号」だけを残して、あとは全然いなくなっていた。たった1匹だ。私に断りもなく、他の鯉はいつの間にか全部消えている。残るは亀ばかり。あの池に亀がいるのは知っていたが、鯉がいなくなると、こんなに亀がいたのかと思うほど、亀ばっか!
しかし!恐るべし御苑の池! そこには、巨大お化け鯉に代わって、「巨大お化けスッポン1号&2号」がいた!巨大鯉も不気味だったが、巨大スッポンはさらにグロテスクだ。頭を持ち上げて水をかいているところなど、ネス湖の怪獣か?と思うほど。
にしても、あれだけひしめきあっていた無数の鯉は、一体いずこへ?
●ひとくちメモ 新宿区、渋谷区、港区を通って浜松町で東京湾に注ぐ『渋谷川』の源流は新宿御苑の池です。浅い谷に沿って幾つかの池が点在していますが、一番東端の池から川が流れ出ています。
〓〓〓 BOOK
◆Amazonから3冊
T. C. Boyle Stories/T. Coraghessan Boyle (著) \1746 ペーパーバック: 704 p ; サイズ(cm): 出版社: Penguin USA ; ISBN: 014028091X ; (1999/11/01)
After the Plague: Stories (Ay Adult - Boyle)/T. Coraghessan Boyle (著) \1442 ペーパーバック: 320 p ; サイズ(cm): 出版社: Penguin USA ; ISBN: 0142001414 ; (2003/01/01)
カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険/マイケル シェイボン (著), Michael Chabon (原著), 菊地 よしみ (翻訳) \2400 単行本: 339 p ; サイズ(cm): 182 x 128 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152083794 ; (2001/11) 内容(「MARC」データベースより) いとこ同士のジョーとサミーは、コミック業界で名をあげようとの野心を抱き、究極のヒーロー「エスケーピスト」を生み出すが…。野心的なふたりの青年の波瀾万丈な人生をパワフルに描く、ピュリッツァー賞受賞作。
<参考> The Amazing Adventures of Kavalier & Clay (Bestselling Backlist)/Michael Chabon (著) ペーパーバック: 639 p ; サイズ(cm): 出版社: St Martins Pr Special ; ISBN: 0312282990 ; (2001/08/01) ページ数を比べてみると分かるが、日本語版は縮約版らしい。完全版で読みたければ、原書で読むしかないようだ。
◆紀伊国屋
ダロウェイ夫人 角川文庫/ヴァージニア ウルフ (著), Virginia Woolf (原著), 富田 彬 (翻訳) \629 文庫: 323 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042131034 ; (2003/04) Amazonで在庫切れのため、紀伊国屋で購入。紀伊国屋には山ほど積まれているのに・・・。マイケル・カニンガムの作品を読もうと思っているのだが、映画『めぐりあう時間たち』の原作である、カニンガムの『めぐりあう時間たち―三人のダロウェイ夫人』を読む前に、やはりこれは前知識として読んでおかねば!
ちなみに『めぐりあう時間たち―三人のダロウェイ夫人』の原書は
The Hours/Michael Cunningham (著) ペーパーバック: 229 p ; サイズ(cm): 出版社: St Martins Pr Special ; ISBN: 0312243022 ; (2000/01/01) Amazon.co.jp ピューリッツァー賞受賞作品。『The Hours』は、3人の女性の物語。1923年、ロンドン郊外で夫と療養中のヴァージニア・ウルフは、『ダロウェイ夫人』の執筆を始めていた。1949年、ロサンゼルス郊外で、完璧な家庭に息が詰まりそうになっていた主婦ローラ・ブラウンが、『ダロウェイ夫人』に衝撃を受け、人生を変えたいと思い始めていた。そして、現代のニューヨークでは、クラリッサ・ヴォーンが、エイズに犯された詩人の恋人のためにパーティを開こうとしていた…。
物語の終焉で、この3つの物語は見事に絡み合い、ひとつになる。その繊細で美しいエンディングは、いつまでも心に残るだろう。
Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.
|
携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698
|