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2002年05月14日(火)
歯医者にあきれられる

今日は歯医者の日だ!
GW中はお休みだったし、姪が来るので痛くなると困ると思い、先週も予約は入れなかったのだが、今週からまた行かなくちゃ!と思って予約カードを見ると、なんと!昨日だった!うげげ!頭がボケボケになっていて、すっかり忘れていた。ずっと火曜日だったので、今週も火曜日だとばかり。。。

急いで電話を入れると、受付嬢があきれたような声で、笑いもせずに「来週の予約をお入れします」と言う。たしかにこれまでも、時間を間違えたり、風邪でキャンセルしたりといろいろあったが、なにしろ去年の8月から10ヶ月も通っているのだから、たまにはそんなこともあるだろう。

別に今虫歯があるわけじゃなし、このまま行かなくなってもいいんだけど、なにせ近所なものだから、顔をあわせると気まずいかしら・・・と気弱になる。本当はもう行きたくないので、このまま行かずにすめば、それにこしたことはないんだけれど。。。


〓〓〓 BOOK

Amazonにオーダーした本

昨年出版前から予約までしてハードカバーを買ったのに、いまだに読み終えていない。やっぱりハードカバーは難関なのか。。。でもせっかくの初版なので、このまま宝物として保存することにして、PBを購入することにした。

「THE FOURTH HAND」/John Irving
・レビュー
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新薬開発と医療技術の進歩による「奇跡」はニュース性が高い。例外なくマスコミによって大々的に報じられ、小説の格好の題材となる。最近では、フランスで行われた腕の移植手術が話題になった。けっきょくは術後治療に失敗、切断という結果に終わったが、この一件について医療倫理学者はこう語る。心臓や肝臓などの生きるために不可欠な臓器は、うまい具合に体内にあるため目に触れることはない。だが腕は外からはっきり見えるものだし、片腕を失っても間違いなくひとは生きていける、と。しかし、ジョン・アーヴィングは10作目にあたる本小説で、大胆にもその問題を取り上げた。そこには1本の左腕の移植手術をめぐり、提供者、患者、外科医、熱狂的アメフト・ファンが巻き起こす一大騒動が描かれている。

パトリック・ウォリングフォードはニューヨークのテレビジャーナリスト。インドでサーカスの取材中、檻に入ったライオンにかみつかれ左腕を失う。生放送だったため、画面にはその瞬間も笑顔を絶やさない彼の姿が映し出された(ただし、それはどこかうろたえたような微笑だった。見覚えはあるけれど、誰だかはっきり思い出せない相手に出会ったときのような)。これによって、パトリックは「あのライオンの人」として一躍有名になる。

そんなある日、パトリックに腕を移植する話がもちあがる。執刀はボストンのスーパー外科医、ニコラス・M・ザジャック。息子と犬のフンとマラソンに執着を見せる、この風変わりな男はとにかく精力的。世界初の腕の移植手術に意欲満々だ。だが提供者(いや、むしろ提供者の未亡人というべきか)はいくつかの契約条項を求めてきた。手術前にパトリックに会わせること、そして手術後も彼を訪問する権利を与えること…。

アーヴィングは主役も脇役も見事にまとめあげ、ほどよい風刺の利いた洗練された物語を完成した。『The Fourth Hand』は明らかにただの喜劇ではない。「贖罪としての愛」を描いた、深い味わいのある小説である。



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