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2002年05月12日(日)
お役目終了

昨夜は、ベッドに寝ている子を脇によせ、下の布団に寝てしまった子を抱きかかえてベッドに移動させ、なんとか自分の寝るスペースを確保した。こんなに重たいものを持ち上げたら、あとで必ず筋肉痛になるだろう。そういえば、右手は腱鞘炎で、使い物にならないはずだったのだが。。。ところが、布団をかけてもかけてもはいでしまうので、風邪をひいては大変と、1時間ごとに起きて、掛け布団をかけ直さなくてはならなかった。

朝起こされたのは、7時。
上の子が起きたと思ったら、静かに寝ている下の子を起こしにかかった。7時に起きられても困るので、もう少し寝ていなさいというが、もぞもぞ、ごそごそしていて、ちっともじっとしていない。うるさくて寝ているどころではない。そのうちお腹が空いたと言い出す始末。

妹が夕べお腹が痛くて遅くまで眠れなかったのを知っているのだから、少しは考えて静かに寝せておきなさい!と姉を叱ったが、聞いちゃいない。仕方がないので、ワッフルとミルクティーを作って、これでも食べてなさいというと、紅茶は飲めないという。b(--;

そのうち妹も目を覚ましてしまい、とうとうまたドタバタが始まった。日曜の朝早くから家の中で暴れられても、他所の部屋に迷惑なので、新宿御苑を目指して、開門早々に出かける。御苑=おばちゃまの家の庭と言っておく。(^^;

御苑で朝ごはんがわりのお弁当を食べさせ、お化け鯉を目指してひと歩き。色とりどりの花が咲いていて、桜の頃とは違った美しさなのに(特にイギリス庭園のバラが見頃)、花など全然見ちゃいない。カラスばかり見ていて、怖い!怖い!と叫んでいる。カラスなんか見てないで、きれいなお花を見なさいと言っても、怖いもの見たさで、どうしてもカラスを見てしまうようだ。それでなければ、持たせたお菓子のことで喧嘩をしている。やっぱり花より団子か!

御苑名物お化け鯉の池。これはどうやら気にいったようで、熱心に見ている。お化け鯉は1号から3号までいると説明したら、3匹見るまでは帰らないと言い出す。ところがいつまでたっても2匹しか現れない。子どもは「3号はどれ!?」としつこく繰り返す。それでなくても「あれはなに?」攻撃と「どうして?」光線でうんざりなのに。。。しばらく眺めてあきあきした頃、やっと3号が登場し、ほっとひと安心。「3号確認!」の声とともに歩き出す。

御苑は広いから、好きなように駆けずり回らせておいたはいいが、下の子が疲れて歩けないと言い出した。御苑を一回りしたくらいで情けない!おばちゃまなんかは家の庭だから、毎日3周くらい歩いているのだと嘘をつき、歩けなければカラスのエサにするまでだと脅して、なんとか連れ帰る。一番疲れてるのは、おばちゃまだ!ぶぶぶ!

途中弟から電話があって、レストランに予約をしたから1時半までに連れてきてくれと言うので、もう歩きたくないと言うのを、なだめすかして家を出る。「おじちゃまは?」とまたしつこく尋ねるので、顔をあわせると面倒なので、ゴルフに行ったと騙し(本当はまだ寝ていた)、やっと家を出てタクシーに乗せ、一路センチュリーへ。

お昼のバイキングを一緒に食べて一息つき、さて帰る段になると、もう二度と会えないかと思うような嘆きぶりで、あれだけギャーギャー叱り飛ばしていたおばちゃまなのに、帰ってはいやだと言う。昨日はすっごく楽しかった、ご飯もすっごくおいしかった、ずっとここにいたいと言うのだ。毎日あんなことできるか!と思いつつも、ヒステリックにあんなに叱って悪かったなと反省するおばちゃまなのだった。

とにかく、何事もなく無事に役目が終わってほっとするとともに、毎日こんなことをしていたら、さぞかし痩せるだろうなと思いつつ、またしても母親の重労働に驚愕し、そういう主婦の仕事を正当に評価しない社会や小泉に、激しい怒りさえ覚える2日間だった。でも、弟からお礼に、福引で当たったという布団乾燥機が送られてくるのを密かに期待してもいる。



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