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2001年11月11日(日) ■ |
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シングルトンズ・ダイアリー/新宿どん底50周年記念パーティー |
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今日は新宿厚生年金会館にて、どん底50周年記念パーティーが催された。 私はそんなに長いお付き合いではないのだが、最近よく顔を出すので、およばれした。
どん底は昔「歌声喫茶」として有名だったところで、市谷の自衛隊で割腹自殺をする前まで、作家の三島由紀夫も通っていたところだ。作家や演劇関係の人も多く、400人近い招待客の中には、セレブも多い。
入れ替わりの激しい新宿で、50年続いている店というのは結構珍しい方だろう。建物も絶対消防法に引っかかりそうな古めかしいものだし、ここで火事にあったら、まず命はないと思って間違いない。地下から3階まであるが、死にたくなかったら、なるべく1階の出口付近で飲むのがいいだろう。
パーティーは盛況だったが、私個人にはたいした思い出もないので、果たしてどんな顔ぶれが揃うのかが楽しみといったところ。
一番の収穫は、上智大学学長のウイリアム・カリーさんと親しくなれたことかな。「ぜひ来年春の市民大学にいらっしゃい」と言ってくれたのが、嬉しかった。 上智の学長というと、なんとなくハリー・ポッターのダンブルドア校長みたいなイメージを持っていたのだけれど、その辺にいるお気楽なアメリカ人と大差なかった。
あとは、ミーハーになってセレブ達と写真を撮ったり、サインをもらったり。。。
どういうわけか、俳優の林隆三さんに気に入られ、パーティーが終わってからも店まで行ってさんざん飲み、ハバナで演劇論をたっぷり聞かされ、その後カラオケまで連れていかれた。
飲みすぎてシャックリが出始めたので、あまり失態を披露するのもどうかと思い(酔った頭でよくそういうことを考えられたものだと我ながら感心)、残念ではあったけれど、先に失礼することにした。
今日から3日間、どん底では50年前の値段で飲み食いができる。例えば、ドンカク(オリジナルどん底カクテル)50円、葡萄酒30円、ヤキトリ10円といった具合。けして安かろうまずかろうではないので、かなり、かなりお得! 店内には入りきれないので、店の前の駐車場が臨時のオープンカフェのようになっていて、大騒ぎ。通りがけにまぎれてタダで飲んでもわからないかも。
あー、でももうお酒はしばらく見たくないって感じだ。いくら30円だ、50円だと言われても、当分お酒はいらない。あー、気持ちわるー!うげげ!
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