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2001年10月27日(土)
シングルトンズ・ダイアリー/パパはアーノルド・シュワルツェネッガー

テレビで「ターミネーター2・特別編」をやっていた。
また泣いてしまった。ぐふふ。

「おっかしいんじゃないのー?」

と毎回言われる。
「T2」を観ると、必ず泣くからだ。
どこで泣くかと言うと、ボロボロになったターミネーターが、自分の脳の中に入っているチップを消滅させるために、溶鉱炉に沈んでいくところ。最後にサムアップして。そこで涙がダーっと。。。

「ターミネーターが消滅するんじゃなくて、シュワちゃんが死ぬって思ってんじゃないの?」

なんてバカにされるけど、泣いちゃうものは泣いちゃうんだから仕方がないでしょう。

そりゃ確かに泣くような映画じゃない。
アクションバリバリのエンターテインメントだけど、この映画は父親を思い出させる。

傷ついても、傷ついても、傷ついても、そしてまた傷ついても、ジョンを絶対に守ろうとする、ターミネーター。そんな無償の愛は、ターミネーターのいない世界では、親にしかない。

父は私にとって、絶対的に強い存在だった。
いわば、私のアーノルド・シュワルツェネッガーであり、大魔神だ。
何があっても、父ならきっと守ってくれる。そう信じていた。
父が死ぬはずがないとまで思っていた。

誰かを守るために、自らを犠牲にする。
なんて素晴らしい愛情だろう。
ここで泣かずして、どこで泣く?

「ターミネーターはそういうふうにプログラムされてるサイボーグなんだから」なんて、やぼなことは言わないでほしい。自分を犠牲にしてまで人類を救うなんて、なんて崇高な精神だろうと、ひとりで感慨に浸っているんだから。
いいでしょ!人の勝手でしょ!

でも、そんな風に誰かを愛せるなんて素晴らしい。
愛して欲しいんじゃなくて、そういう風に人を愛したいってことだ。

私はダーリンを絶対に守る。
地震がきても、火事になっても、いざという時には、絶対守ってあげる!・・・つもり。
危機管理は日本国よりしっかりしてるぞ!
気持ちの上ではジュリアーニ市長なみかも!

だから、今はぐうたらさせてね。(≧∀≦)/


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