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2004年06月26日(土) あたしは先輩のこと少しも愛してないの



あたしが想う分、あのひともあたしを想ってくれればいいのに。


木曜日に先輩に好きだと言われた。

でもあたしは到底先輩を好きになることなど出来ないのだ。

だからメールを送らなかった。

最初拒否ろうかと思ったけど、それはあまりに残酷だから。

どうしてあたしを愛してくれる人はこんなに優しいんだろう。

いっそのこと、もっと傷つけようか。

全部壊れてしまえばいいのに。


先輩はあたしの何を知ってるの?

どうして気づいてくれないの?

あたしは先輩のこと少しも愛してないの。



なおと君から電話がきたけど、でなかった。

先輩と行くなら俺と祭り行こうといわれたとき、

あたしが話をそらしたことに気づいてた?

あたしは先輩もなおと君も好きじゃない。




ヒロ君のこともよくわからなかった。

でも今ヒロ君がかなみちゃんと話してても、別に泣きたくはならない。

ヒロ君に会いたいとも思わない。




ほんとに今は何も感じてない。




あたしはこうたが好きなのだと思ってたけど、

友達がこうたを好きなのだと聞いて、あっさり諦めた。

所詮その程度だ。





所詮誰もあたしのことなんか分からないんだ。

たくみとのメールが唯一楽しかった。

あいつも今泣きたい気分だろうから。





愛した分だけ愛されたい。

誰でもそう願う。

そうしてそれは少しもワガママなんかではないのだ。




好きで好きでどうしようもない。




そんな人に、愛されたい。





何かを酷く愛してるんだ。

でもそれが何かよく分からない。

あたしは今なにを愛してるのかな?


知らなくて良いことを沢山知って、

誰かを守るために誰かを傷つけて、傷つけられて

気が付けば守るはずの人に守られて

みんなが傷ついて

最後にここに何が残るのかな?

誰が幸せになれるのかな?





あたしたちは此処で、なにをしてるのかな?




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