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2004年04月27日(火) 最後の言葉は“さようなら”



昨日智之をふりました。

あいつは、なんとなく分かってた、と言った。

あたしは、何も言えなかった。


愛しているだけではどうして駄目なのだろう。

あたしはいつもそればかりを思っていた。

どうして気持ちだけでは駄目なのか。


繋がりや相手の体温や言葉を

どうして求めるんだろう。

どうして。

独占欲なんかあたしはいらない。


とてもとても悲しくなった。

このことを出口君が知ったら、彼もやっぱり悲しむんだろうか。


出口君は多分あたしの気持ちに気づいてる。

彼があたしを“唯サン”と呼ぶたびに

何故だか酷く悲しかった

嬉しかった

切なかった



出口君があたしを愛してくれなくては駄目なのだ

そうしてそれはとても

酷く、自己中心的な




彼があたしを愛してくれなくてもいいの



ほんとは愛して欲しいの





でも、今はただ

彼のあたしを呼ぶ声が消えなければ

それだけでいいとこんなにも思えるのは

ただの、偽善、でしょうか

好き。好きなの。

あなたが、ほかの誰より。





あいしてる。





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