世の中には、いろいろな特殊車両がある 一目でそれと分かる車両もあるが、外観からは全く分からない車両も多い その中でも、死体を運搬したり、洗ったりする車があるのをご存じだろうか?
いつもは普通のワンボックスに見えるが、中を見るとその設備に違いを感じる 今回は死体を洗う車両をご紹介しよう
ここで言う、死体を洗う車両というのは、湯灌(ゆかん)といって葬儀の時の儀式で使用する車 別に都市伝説とかに出てくる、「ホルマリンのプールで・・・」とか行った話ではない(あしからず) と言うことで、この後は死体という言葉を「ご遺体」と言った言葉に置き換える
この車、どのようなことをするかというと、ご遺体が安置されている場所まで向かい、遺族の方と共にお清めするのが仕事
まず画像左下にある洗浄槽を室内に搬入。 衣服を脱がるために、死後硬直をとく
洗浄槽への移動は 裸体をさらすことなくタオルをかけて ご遺体を葬儀社のものが洗浄槽まで行う
儀式を始る為、遺族に集まってもらう
逆さ水を遺族の方々に交替で足先から中心へ掛けて貰う
バスタオルでご遺体を遺族に隠して、決まった流れにて洗体していく
シャンプーを用いて洗髪をし、顔そりを行い、ドライヤーなどで髪をブローする
全身を洗い清めたご遺体を移動し、白装束を着せ、髪のセットや化粧をする
これで終了 あとは 湯灌に使用した湯を全て回収し、車両のタンクへ 洗浄槽等を戻す と言った流れ
この葬儀関連のお仕事をされてる方から、いろいろな事を聞いたのだが、人にいろいろな人が居るように、亡くなった方もいろいろな方が居るらしい 死後硬直がなかなかとけない人、臭いのある人、亡くなったときに付いた傷など(きちんと縫合されているが) また、穴という穴に綿を詰めていく作業も行わなくては行けないらしい
オレが亡くなったときに、ケツに詰められるのは恥ずかしいけど、綺麗に洗って欲しいなぁ
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