田んぼのあぜには花が咲き、日はのびて夕暮れは遠く、春分ける日の近いことを知った。梅が咲き、桃が咲き、次は桜。春だと感じては遠くの山が白いことに気付き、やがてなくなるのだろうと悟る。日本は美しい。その美しさが見かけだけではないように。壊れていく社会に翻弄されることのないように。同じ空の下に住む人々のことを胸に強く生きなければいけないと思った。最初はみんな同じところから始まった。今も同じ空の下にいる。