ということで(前日の日記を参照)、久しぶりに私が「これは何年かに一冊の良書だなぁ」と思った本をご紹介。
題名はタイトルの通り、「すてきなあなたに」。 雑誌「暮しの手帖」のあとがき部分にあたるエッセイをまとめたものです。 私は偶然図書館で見つけて2巻を借りてきたのですが、全3巻だそうです。
内容は、「暮しの手帖」の編集者の方が書いた、暮らしに関するエッセイ集のようなもの。今となってはとても貴重な、丁寧な日本語で書かれた日常の出来事が記されています。 日本での出来事だけでなく、世界中の街角で出会った人達のエピソードや、美味しそうな料理のお話まで。一つ一つの文章は短いけれど、三段組で読み応えもあります。 本当に、いい話も多くて、心洗われるようです。
第1巻が出たのが昭和50年(1975年)なんだそうです。その続きの第2巻が出たのが昭和63年。 私が借りたものは、誰かが去年になって寄贈した本みたいです。 本との縁って不思議なものですねぇ。 結構こういう生活に関するエッセイの類は読んでるつもりだったんですけど、出版されてから何年も経った本に今こうして心動かされるなんてなぁ。
んで、読んでる最中に行ったラーメンズのネタに「暮しの手帖」が出てくるなんてな(笑)。 彼らが言ってるのは、(この本の元になってる)雑誌の方ですが。
去年は読んだ本に関しては全然日記で触れてませんでしたが(なんか全然本読まない人みたいに思われてるかもしれないが、そんなことないんですよ)、今年はぼちぼち書いていこうかなと。 ま、あんまり人にオススメできるような本読んでないんですけどね… くだらない本ばっかり読んでるし… |