幾度となく繰り返した旅の、一人で座る座席。その窓から追いつづけるあなたの方角。考えるのは、あなたのこと。光が失われてゆく夕刻の一瞬に、思い出がシンクロする。それはほんの数ヶ月前の出来事だったのに、そんなにも遠いことのように感じる。色褪せた写真のように、影のように映っている。