昼下がりの公園で、あなたに電話をしている。照りつける日差しを避けて、木陰に佇む。一週間前のこの日、あなたに会って、日差しの中に立っていた。あなたが触れてくれた額に、いま、またあなたを思い出す。あのとき、わたしは、あなたから触れられたくて、待ってた。いまも。