会社のビルの窓から、あなたの方角を見る。雲が幾重にもかかり、夕日が赤く滲んでいる。あなたが、あの向こうにいる。目の下に広がるビルの群たち。みんな乗り越えて、わたしの気持ちは飛んでいけばいい。想いを妨げるものはない。ここで、いまも想っているよ。