さっきまで、
『NHKスペシャル ワーキングプア 〜働いても働いても豊かになれない〜』を鑑賞。以下、感想、というか、個人的な気づきを得たので、ほざき。
●まず、「世界」という視点から見れば、日本の貧困は「日本の」貧困でしかない、というのが今までの私のスタンスではあったし、その視点から見ればそうとしか言えない、んけれど、そういうのじゃなく、「貧困」は「貧困」なんだ、という当然のことを思いました、はい。
●で、この番組を見て、海外での貧困だけでなく、国内の貧困についても関心を持たないとなぁと思った。海外の貧困解決のための寄付は行っているのに(具体的に言うと、主に、
フォスタープランを通して収入の10%を寄付しております。3000円からできるはずですので、皆様もぜひ。)、国内の人たちに対して何かする、という視点が、私には足りなかったなぁと。その点を思い知らせれた気がする。
●良い意味でも、悪い意味でも、近くにあるものって、気づけないものなのかも。たとえ、ある、という事実は知っていたとしても、物理的距離が近いがゆえに、自分が居る地点を軸として見てしまうことによって、事実の「程度」を甘く見積もってしまっているような。
●番組の中で、関西大の先生が、市場で稼いでいる人が、稼いでいない人たちを寄付や税金という形でサポートする、という趣旨の循環型社会が好ましい、とおっしゃっておられたが、基本的には私も同じ意見である。
ただ、もしも、この方針で行くとすると、どうしても日本はアメリカ化しなくちゃならなくなるワケで、そうなると新たな問題が(言い換えればアメリカが今現在直面している問題が)日本でも起こることになる。
●と、色々と思うことはあるけれど、個人的に採りうる方法としては、今現在採用している「寄付」が一番具体的で実際的な方法なように思う。ので、明日からしばらく、久々に株を動かしてみようと思いまする。