最近、密かに、「山田詠美氏の作品を再読する」という目標を、睡眠前の1時間に着々と進めている私。ほとんどの作品は持っているし数回読んだ作品もある(「アニマル・ロジック」とか「チューイング・ガム」とか)。
けれど、引越しで失くしてしまっただろうものや、実家の本棚のどこかにあるはずなんだけど何処にあるのかわからないものもあり、今、目に見えない位置にある作品は、思い切って、昨日すべて注文してみた。なので、今年中に全部再読できるかも。で、上手くいけば「山田詠美氏の名言集を作成する♪」という次なる目標にも着手できるかもしれず。。
で、今日はエッセイ「セイフティボックス」を読了。1992年に文庫として出たやつでその数年後に買っただろうから、おそらく記憶によると、16歳〜17歳の時に読んだんだと思う、私。
中でも、激しく同感した部分があったので、以下、引用&感想。
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「女友達って、とてもいい。だけど、男に対して許せることでも、女に対して許せないということは数知れずあって、段々と疎遠になって行く友達も多い。特に旅行などすると、今まで好きだった女友達が我慢できなくなったりする。
女友達を選ぶには、一緒に旅行してみるべきだ。私はそう思う。男の場合もそうかもしれないけれど、男と一緒に旅行すると、恋が先走ってしまって、私の場合、あばたもえくぼになってしまうので、冷静になることは難しい。」
(以上、「セイフティボックス」p76より)
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ホント同感だわ、これ。旅行に一緒に行ける友達は、ホントに真の友達だと思いますなぁ、実感として。(なので、YUMIサンとちいさいの。サンは、素晴らしく素敵な友達だと思っておりますよ、ホント♪)
相手が男性の場合であっても、まさにそうだなぁと思いまする、はい。女友達でも男友達でも恋人でも、実は、私、「一緒に旅行できるかどうか?行きたいと思うかどうか?」という判断基準を密かに適用しているんですよなぁ、やはり。。
最初は無意識でやってたんだろうけど、この本を読んで、そういう基準を自分が持っている、というのを“事実”として再発見し再確認しましたなぁ。。やはり、1回は一緒に旅行してみないと(=一定期間のあいだ生活をともにする、ってコトかなぁ?)、お互いの本当のリズムってわからないモノなのかもなぁ、と思う。っうか、上手くまとめられない。。けど、まぁ、単なる1人「ほざき」ですので、「旅行と友達ってのは、かなり関係あるよね、やっぱ♪」ってところで終了しまする。。
(以上、Mixi日記2004年11月26日を少し修正したもの。)
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以下、頂いたコメント。
*Yさんよりコメント。
山田詠美氏の名言集、楽しみです!
彼女の文章好きですので・・・私もこの前トラッシュ、再読してみましたよ。
確かに、旅行に一緒に行ける友人って真の友人ですね!この前、知り合いが、初めての海外旅行で友人と2人で行ったのですが・・・良くなかったみたいで・・・日本で普段遊んでいる時には、わからないものだねぇと言ってたなぁ。2人で行っているのに、会話した時間が、周りの旅行客の人の方が多かったって言ってたよん。2004年11月26日
*なお。(返信)
ですよなぁ♪やはり、1回は一緒に旅行してみないと(生活をともにする、ってコトかなぁ?)、お互いの本当のリズムってわからないのかもしれないですなぁ(笑)Yサン、またご一緒してくださいな(笑)
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