たとえば服なんかも、財布の許す限りなるべく良いものを着たいとは思うんだけど、安い服を着てもおかしくない20代のうちに安い服を着ておこうという考え方もあっていいのかもしれない。経験とは年齢相応な順序で積み重ねていくからこそ価値があるのだ。
if→ifself(2004/04/29【身の程】)
私は特に旅行中に、同じようなコトを思ったりしますなぁ。大学4年の時に友達とふたりで1ヶ月くらいアジア方面を旅したのですが、今思えばあの旅って、22歳だったからこそできた旅だったのだなぁと思ったりします。ふたりともお金がないとはいえ、無理すれば高級ホテルにも泊まれるし、全行程飛行機で移動でもOKでありました。(→だってお金がないと言っても日本国内の基準ででしょ?)
でも、「そういうのは、それなりの年齢になってからでいいのよね?」と言い合いながら、貧乏旅行を楽しんだのでありました。って、あれから3年、当然ではありますが、未だに貧乏旅行しておりまする、はい。
で、最近しばしば思うのは、「早く贅沢旅行できる身分になりたいのぅ〜。」、ではなくて、「いつまで貧乏旅行し続けられるんだろう?」ってコト。お金に頼らずに自分という道具を主体として、"楽しむ"ことができるのは一体いつまでなんだろうなぁ、と。
けどまぁ、できることならいつか、10年後や20年後の、いつか。同じルートで旅をした時、「あの時は、あの時なりに精一杯楽しかったのだなぁ。」と、そして「今は、今なりに精一杯楽しいなぁ。」と思える自分になっていたいものです。って、要するに、振り返ってみると、今を楽しむためには年齢相応な行動・選択をするのが良いのかなぁと思うのであるよ候。(→って、無理やりまとめたよ候。)