RSS配信β版
   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
lll ホーム lll lll 本棚.org lll lll メモ帳 lll lll 未 来 lll lll 過 去 lll lll 目 次 lll


2004年01月09日(金)
「ワンマンくん」との付き合いかた。
17430_8901.jpg何ヶ月かぶりに妹から電話。(→それもタイミング悪くるり子さんとメッセ中に。。。)
何やら3月に友達5人(メス3名・オス2名)でハワイに行くらしいのだが、計画の段階から上手くいってないんだとさ。
で、「コミュニケーションを円滑化するにはどうすれば良いのか?」について相談を受けました候。


とりあえず妹の話を聞いてみたのだが、どうやら仕切り役のS君が問題の種らしい。仕切り役、いわゆるリーダーっていないと確かに困る。けど、その彼には仕切る程度っうか、計画を変更できる柔軟性っていうか、そういうのが全くないらしいのであるよ。要するに、よくいる“ワンマン君”。


一般的に、この日本社会では“ワンマン君”は理解されにくい、っうか、嫌われやすい。事実、妹の話しによると「良いヤツだけど男子にはすごく嫌われてるよ。」っうコトらしいっす。
で、その“ワンマン君”が、今日、女性陣に向かって「現地に着いたら味噌汁くらい作ってよぉ♪」とほざいたらしく、妹たちはかなり頭にきたんだとさ。


そりゃあ、頭にくるでありましょう。頼んでもいないのに勝手にせっせと計画立てて、「オレはやる事やったからキミらは味噌汁でも。」っう論理って飛びすぎだし歪みすぎ・・・。(→っうか、S君、ホントにキミは経営学部なのか???オレは信じられんよ。そのままイクと集団面接で落ちまっせ。)


仕様がないので、『“ワンマン君”との付き合い方』についてアドバイスしておきました。「“ワンマン君”がなぜ“ワンマン君”になってしまったのか?」「なぜ今もなお“ワンマン君”であり続けていられるのか?」については、皆さんもすでにご存知だとは思いますが、一応記しておきまする。




↑エンピツ投票ボタン
My追加

よって、まずは「キミは“ワンマン君”である。」というコトを上手く理解させる必要があるのだ。ここで問題なのは、基本的に“ワンマン君”はニブイというコト、社会に揉まれていないがために打たれ弱いコト、そしてヘンに前向きだというコトでありまする・・・。(→ワンマン社長を観察してみませう。)


しかし同時に、妹も指摘していたように、“ワンマン君”は基本的に「良いヤツ」なのである。論理が歪んでいるとはいえ、彼なりに「みんなのためになることをしよう。」と思いやっている場合が多い。

よって、そこを突く。“ワンマン君”は傷つきやすいので(→だからこそ誰も指摘できないという複雑な性質を持っている)、そこを十分考慮しつつも「キミは“ワンマン君”である。」という事実を解からせなくてはならない。


18257_3040.jpg具体的には“事実”ではなく“感情”を伝える。これが攻略法だと思う。
たとえ“ワンマン君”の言っている内容が論理的に正しいとしても、メンバーが感情的に納得できないならば長期的に見て上手くいかないでありましょう。これは今回の旅行というイベントでもそうだろうし、仕事の場面でもそうだと思いまする。


よって、妹には「相手の話を聞いた上で、感情的にどう思うかを言ってみれば?」と提案しておきました候。詰まるところ、“ワンマン君”を付き合うには高度のコミュニケーション能力が不可欠なのでありまする。逆に考えれば、我が妹の将来のためには、コミュニケーション力をつける非常に良い訓練となるでありましょう。。(→だと良いのだが・・・。)
←未来  目次  過去→

「たらこ」スキン:エンピツスキンニュース++

My追加
エンピツ