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   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
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2003年08月20日(水)
「彼女」が認識したもの、としての現実 ―Frida Kahlo's Reality as She cognizes it―

その道(→どの道なんだか。)の師匠MさんとBunkamuraで企画展「フリーダ・カーロとその時代 メキシコの女性シュルレアリストたち」を鑑賞。フリーダ・カーロの絵画を実際に見るのは初体験であった。ちょっと前に『フリーダ・カーロ 痛みの絵筆』(マルタ・ザモーラ著・リブロポート発行)を立ち読みしたことがあった程度で、彼女については詳しく知らなかった。


が、この本にあった「私は夢を描いたことは一度もない。私は私自身の現実を描いたの。」というフリーダの言葉は何故か知らんが記憶にあったので、とりあえず行ってみたというワケ。(っうかMさん、付き合ってくれてありがとうでした♪)


で、実際、彼女の絵画の前に立った今日の午後。あの言葉ってホントだったのだなぁ、としみじみ感じました。私は美術には全く詳しくない人なので、感想を“述べる”ってコトができない・・・。なので“感じる”という自己完結的なレベルで無理やり表現すると、彼女の見た現実はビター(bitter)だったよ。鮮やかな色を重ねながらもその奥には、っうか、う〜ん、やっぱこれ以上できない・・・。これ以上書くとよくいるヘボい評論家になってしまう。無念であーる。


正直言うと、この企画展で見た画家の中では、レメディオス・バロの方か好みである。ダリが好きなだけあって、やはり同じくスペイン生まれでシュルレアリスム系のバロに魅かれるらしいね、やっぱ。バロの画集も近々仕入れようと思いまする。左のはバロの≪鳥の創造≫という絵。
(1957年油彩 Museo de Art Moderno,CONACULTA-INBA Collection Photo:Francisco Kochen Donated by Walter Gruen and Ana Alexandra Varsoviano in memory of Isabel Gruen Varsoviano ©Walter Gruen ©2003 INSTITUTO NACIONAL DE BELLAS ARTES Y LITERATURA、Bunkamuraホームページより転写)


で、ちょっとしたミスがあり(っうか、意識モウロウとして違う駅で降りてしまったのさ。)一泊する、という緊急事態に、、、。駅のそばにホテルメッツがあったので助かったわ。Mさんは私がPCをいじくっている隙に深い睡眠に突入しておった・・。ので、メールを何本か書いて寝ようとしたら寝れず。複雑系関連の本を読んでようやく寝たのは朝6時であった。チェック・アウトに間に合って良かったよ。っうか、もう1泊しちゃえば良かったなぁ、すべて投げ出してだらだらっと、さ。


☆Bunkamuaザ・ミュージアム ホームページhttp://www.bunkamura.co.jp/museum/event/frida/index.html
9月7日までやってるらしいので、お時間ある方はぜひどうぞ♪
(注・私はBunkamuraの手先ではありませぬ・・・)
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