投資家らしく投資先を色々考えたり、日記を書いたりしてから、バイトに行った。
出勤して良かった♪
経営者軍団11名に遭遇できたのだ。予想ではまた来店してくれるはず。
それに何よりも、経営学系のネタを最近考えていて、それを実現するには一人でも多くの経営者と顔見知りになることが必要なのだよ。
友人マツダ氏(メス・OLの仮面を被った社会学者?)から、一般企業社会においては、水商売に関して嫌悪感を持っていたり、見下したりするメスが多いんだぜ!、ということ聞いたことがある。が、それって損だし、アホだなぁと思う。
いろいろな人に会うのって楽しいし、どんな職業でも必要とされている『コミュニケーション力』なる技術も身に付くのに。
そういうメスたちが憧れたり、目標としていたり、あるいは義務だとしている『結婚』という罠は、『水商売』、社会学の文脈で概念を拡大すれば『セックスワーカー』と何が違うのかしら?
<報酬>が内部化されているのが『結婚』で、外部化されているのが『セックスワーカー』なのでしょうかねぇ?
「内部化された報酬」って控えめな表現を使用したけど、経済学・経営学的に考えれば、外部化しなくちゃ価値を計量できないのだ。だから<不払い労働の計量化>とかを研究してる経済学者が存在するんだよなぁ。その研究を面白いという人の思考回路は私には分からないが・・・。
では、<愛>があるのが『結婚』で、愛がないのが『セックスワーカー』なのかしらん?
これも怪しいんだよね、経験的にも学問的にも。
まず<愛>の定義が怪しいし、<愛>を定義してきた人間も怪しい。
定義された<愛>を<愛>だと信じてしまう私たちも怪しい。
もしもこの日記を不運にも読んでいるあなたが<結婚>や<愛>について少しでも疑問に思うところがあるなら、以下の書籍を読んでみることをお薦めしまする。
『スピリチュアルシングル宣言』(伊田広行 著)こんなに「真実」が溢れている本を読んだのは始めてかもしれない。
そして、こんなに著者の「殺気」を感じる本を読んだことも何年ぶりかと思う。
現在話題になっている「年金問題」や「少子化現象」の本質を知り、個人と国家がどのように関係しているのかを見極めるためにも、自分らしく幸せに生きていくためにも、伊田氏の主張に耳を傾けるのは決して時間の無駄とはならない。これは保障する。
が、しかし、「世間の価値観」にどっぷり浸かっている方がこれを読んでしまうと、混乱してしまう可能性が極めて高い。なので、鬱になっても私は責任を負いません。
この本を貸してくれたマツヤ氏と私は読み終えた現在でも健康に生きていますが、すべての方がそうなるとは限りませんのでお気をつけ下さい。。。
それと今までの内容と全然関係ないけど、
『グロテスク』(桐野夏生 著)を読んだ。辛口なので、桐野夏生ファンは読まないように。
これは、何年か前に佐野眞一氏が書いた
『東電OL殺人事件』を桐野氏の視点で新たに書き換えた小説だという意見があるようだが、そんなこととは関係なく、私は内容に関して「良いとも悪いとも言えないなぁ。」と正直思った。
もっと正直に言えば、読んでいた時間が惜しいと思う。こう思うのは、桐野氏の文才がどうのこうのということではなくて、正に「グロテスク」な感情のオンパレードだからだと思う。
ただ、殺人事件を題材とし、日本社会に広く存在する階層意識を上手く描き出している点は評価されるだろう。だからといって、この本がどこかの出版社の賞でも獲ることになったら、日本の小説は死んだということになろう。
『SWITCH』、『ソトコト』、『FREE&EASY』、『BE−PAL』、『山と渓谷』などの雑誌読者の方々は、間違っても手に取らないよーに!!!
自分の道のある方には全く関係の無い本です。