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Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
2003年06月18日(水)
勘違い女との修羅場記録。。。
ふぅ。。。疲れました。
今夜は早めに寝ようと思っていた。明日一応デートだしさ。
久しぶりに会う相手だし、がっかりさせては悪いと思い、肌の調子を整えておきたかったのだよ。
そして、いつものように寝る準備を済ませた。
クラシックをかけて、照明を落とす。軽くストレッチ。
足が疲れたのでマッサージもしようかな、と思った瞬間。
我が家のドアを激しく叩く音が・・・・。。。
「まさか取立てか???」
とは全然思いませんでした。(笑)
だって私の借金は育英会の無利子奨学金だけだもん。
普通なら寝たふりをするけど、あまりにも長時間ドアを叩き続けるので、ドア越しにお名前と用件を聞いてみた。この時AM0:30。
「どちらさまでしょうか?」
「菅野渉(←仮名です)の恋人です。話があるのよー!!!」
菅野渉。彼とは確かに知り合いではある。
そういや1ヶ月くらい前、電話で「付き合ってくれ。」と言われた記憶があるぞ。
断ったはずだけど・・・・。
とりあえず相手が女性だと分かったので、ドアを開けてみた。
が、これが間違いであった・・・・。(←アホなわたし。。。)
ドアを開けると、そこには涙で顔がグシャグシャに崩れた女性がおりました。
「で、どういったお話でしょう?」と私。
「どうもこうも貴方のせいで結婚がダメになったのよー!!!」
「一体どんな手を使ったのよー!このヤリマン!!!」
と女は泣き叫ぶ・・・・・。
久しぶりにキレそうになったぜぃ・・・。
『ヤリマン』って、あんた・・・・。
勘違いにも程があるよ。
名誉に関わる問題だから敢えて書いておくが、私1年以上誰ともセックスしてませんよ?
私は私基準の良いオトコとしかしないのよ、そういうことは。
隣人たちの睡眠を妨害するのもどうかと思うし、とりあえず勘違い女を部屋に入れてみた。
はっきり言って我が家はぼろい&汚い。。。。
だから本来なら部屋に入れたくなかったのよ。でも仕方ないよねぇ。
「家賃1万6千円!」と数字で表すのが一番理解し易いだろう。(←だからインターポンなんて無いのよん♪)
勘違い女の名は『ゆかり』という。(←実名です。)
年齢31歳。私より6歳も年上・・・・。
ゆかりさんは激しく私を罵倒し続けた。
たとえば・・・・。
「美人だって聞いてたけどブスね!」(←だとしたら貴方の彼氏視力悪いってコト?美的センス無いってコト?)
とか、
「泥棒猫!!!」(←今時言わないでしょーに。)
とか、
「何回やったのよ?!」(←だからやってないってば。)
とか、ね・・・・。
で、やっと落ち着いたゆかり嬢。このときの時刻AM1:10。
約40分もわめいていた訳ね・・・・。
そして、やっと冷静にお話しすることができましたよ。
渉殿とは何もないこと。
一回食事に行ったことはあるが、それ以降は会ったこともないということ。
電話は今でもかかってくるが、面倒なので無視しているということ。など。
ゆかりさんの話によると、どうやら今年中には結婚する予定だったらしい。
しかし、突然「好きな人ができた。」という理由で、キャンセルされた、とのこと。
そして、その「好きな人」というのが私である、ということを聞きだし、ここまで来たんだってさ。
ホント、ご苦労様です。
絶対どこかで勘違いが起きていると思うよ?
で、まぁ、何とか誤解は解けたようでした。何でかはよくわからないけど、話しているうちに納得したらしい。(←どこらへんで納得したんだろうか。摩訶不思議。)
しかし、怖かったよ。。。。
何が怖いって彼女の『結婚に対する執念』が。
あれでは彼氏が逃げたくなる気持ちも解からなくはないなぁ、と思った。
「ごめんなさいね。取り乱してしまって。。。」
と彼女は言い、帰って行きました。
ふぅ。。。。
眠気覚めてる。完璧に。
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