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   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
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2003年06月13日(金)
投資家が思う未来。

金融機関に籍を置く訳でもなく、個人投資家としてマーケットを相手にしていくのは非常にキツイ。

本気で株式投資やっちゃうと病気になるって日本人は知ってるんだろうか?
アメリカでは鬱の投資家多し、だよ?


今日のドラマ『ブラックジャックによろしく』では、医者である自分一人の判断が他人の命を左右してしまう怖さが描かれていた。


金融の現場では、特にファンド・マネージャーがこれに似ていると思う。
自分一人もしくはチームの意思決定が何百億ドルという資産を動かす。
爽快でもあり、また、恐怖でもある。


そもそも鈍感な人間じゃないと勤まらない仕事なのよ。
それでもって給料良すぎなのよ。
日興さんは運用下手すぎなのよ!!!
アナリストもヘボすぎなのよ!!!!!!!!!!


資産運用の重要性が叫ばれている今、鈍感なファンド・マネージャーはますます求められるだろう。それに正比例して、彼らの失敗への恐怖感は増す一方になるでしょう。


個人投資家はちょっと違う。何をしても他人を殺すことはない、という点で。
常に死ぬのは自分自身なのだから。


自分の資金、自分の能力、そして、自分自身という心理システム。
自分自身の経済的な死を担うのは、自分だけ。
失敗も成功も常に自分次第。


経済評論家の意見でもなく、今朝の日経新聞の意見でもない。
他者の意見を理解した上での、自分自身の意見をマーケットは常に求めてくる。


「で、あんたはどう思うだい?」と。


世の中は『自己責任時代』になりつつあるらしい。
お役所はどうしても『自己責任時代』にしたいらしい。
だって、役所に資産運用能力ないもん。仕方ないわな。
年金運用できてねーじゃん!できねーんじゃん!


けれど、一体どれだけの人々がこの自滅的な恐怖に耐えられるというのかしらん。


投資家予備軍はうじゃうじゃいる。
けれど、投資のプロは世界に100人もいないのだよ。
日本では10人もいないはず。


そして勝てるのはほんの一握りの人々。


私は勝つけどね。そのために未来を考えてるんだもん。
10年後、20年後、30年後の世界に向かって、私は投資するよ。
役所など信用せず、せっせと。






















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