『サンタクロースが歌ってくれた』 |
キャラメルボックスクリスマススペシャル10days Limited Versionです。 岡田さんも佐東さんも阿部さんも出ているので外せなかった。 真柴さんを役者としてみるのも久し振りですし。
感想、いや〜タイトルからは想像もつかない内容です。 文学部卒で、近代文学好きの私にはドンピシャでした。 芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)ものなんて・・・・! 成井さんは自他共認める宮沢賢治ファンなので賢治ものは良く見てきたけど、芥川と乱歩が好きだなんて初耳でした。 大内さんの龍之介は、男前で優しくて誠実で天然で可愛らしくて、太郎(乱歩)が銀幕から飛び出してまで嫉妬してしまう気持ちが良く分かりました。 これ、龍之介と乱歩のキャストが逆だったらイマイチだったと思う。 その太郎(乱歩)を演じるのは岡田さん。 まあ私岡田さんファンなので多少贔屓目に見てしまうわけですが、岡田さんが嫉妬する側に廻る役は久々だったので新鮮でしたよ。 どうでもいいけど袴似合いすぎ・・・・おいくつでしたっけ・・・ ミツが岡田さん(岡田さんが岡田さん役で出る部分があるんですが)に会いに行く件と岡田さんが太郎の気持ちを代弁するあたりは、まあちょっと若干こじつけかな〜ってなとこもありましたが、キャストの勢いであまり気にならず。 キャラメルはギャグとほろっとするところのバランスが絶妙ですが、この作品に関しては8:2でギャグ寄り。 だがそこがいい、って感じの作品でした。
最後になりましたけど、警部役の安倍さん。 近江谷さんより先にこちらを見てしまったのでホント困ります。 オリジナルキャストより、ワタシ的にはこっちが原点に見えてきた。 この役、安倍さん以外に考えられない。 でもこのかた、面白すぎてシリアスな役やられたら最初はちょっと違和感あるかもな、と危惧してしまった。 でも大丈夫か、エンジェルイヤーズストーリーでは最初あの役が安倍さんだって分からなかったもんね。
女性陣は、真柴さん伊藤さん石川さんは流石の貫禄。 個人的には原田さんが光ってました。青山さんを初めて見た時の感じに似ている。
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2010年11月19日(金)
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