SMAPライヴin東京スタジアム最終日に行ってきました
長かった今回のツアーもようやく終わりです
何か　明日以降の週末のやる気がしぼんでしまう寂しさです
夏の間はそれこそ毎週のように全国に行ってました
（広島、静岡、名古屋、新潟、宮城、札幌、東京、東京）
ああ長かった　SMAPの皆さん　本当にお疲れさまでした

「好きな曲ベスト１」のMCの時　ステージ上に１：４になってしまい
オーロラビジョンに抜かれた剛さんの表情があまりにも子供で
（髪ぼさで眉が下がって目がぱちっとして口がぽかんと開いている）
メンバーもここぞとばかりに「ボク、迷子？」だの何だのステージの端から
やいやい話しかけていたんですが「お名前は？」の問いに対し
「…チョナンガン…」
と小さく呟かれたときには何ていうかかわいすぎて言葉を失いました
名前を聞かれた→答えないと→えーと→出力　的な図式のようでした
「ガ」がまた鼻にかかった感じの発音で子供感が倍増していました

最後のステージはトリプルアンコールでした
再再登場した彼らから一言づつコメントがありました

「11年目を迎えて、またスタートだと思っています」
おっ木村くん、良いこと言うじゃないの
「これからもコンティニューで行きたいと」
あれ？
ごめん、しばらく流行りそう（我々の間で）

「去年の僕はメンバーからも皆さんからも離れて
　とても寒くてさびしい冬でした
　今年はとっても暖かい気持ちです」
普通にホロリと来た　良かったねえゴロちゃん

「ぼくは歌がうたえません　MCもうまくありません
　そういう僕がこうやってステージに立てるのは
　皆さんとスタッフの方々とメンバーのおかげです」
みたいな事を剛さんは言ってらして　ちょっと涙が出ました
そんな事ないよ　ちゃんとやっているよ
と言うか君あってのSMAPだよ　君がいないと困るのよ
本当にあなたがあってこそのSMAPだと思う
「SMAPじゃなかったら普通の人として普通にやってたと思う」
そうかもしんない　これは別に悪いことじゃなく　前に言ってた
「与えられた役目」をちゃんとやってる人になってる気がする
目立たないところでちゃんとやってる　普通の人
ほんと不思議だなあ　何だろうなあ　ほんと偶然なのか必然なのか
沢山の人々に前向きな気持ちを与える人になったあなた
自分のことを「僕はたまたまちょっと目立つところにいるだけで、
皆にそれぞれ役目はある。地球規模でみれば皆おなじ」と言う人
木村くんとか中居くんみたいに分かりやすい（悪いことじゃない）
魅力でもなく　独特な、としか表現できない魅力の人
「これからも日々是精進で頑張っていきたいと思ってます」
うんうん　あんまり無理をしないようにして下さい

あれ　慎吾ちゃんのコメントあんまり覚えてない　何故
どうしちゃったんだろう私　今年のツアー　あんまり記憶にない
そうだそうだ「去年は吾郎ちゃんの事ふざけんなって思った」て言ってた
去年は去年で「４人は絶対へんだから！すぐ戻ってくるから！」と
泣いていましたね　この人は土壇場での言葉が　ほんとに素朴というか
プリミティブな感じがします　それは正直で子供らしくてとても純粋で
言葉はそんなにゴテゴテ飾らなくても伝わるのだな　と感じます

「正直グループの終わりを考えたこともありました
　でもそれを越えてまたこうして皆さんの前に立ててよかった」
細かいところはうろ覚え　中居さんごめんなさい
でも終わりとか言われたのは初めてだったのでちょっと驚いた
でもそうならなかった　良かった　良かったねえ

そして流れてきた曲がベストフレンド　嗚呼！
中居さんは最初のフレーズでもう駄目だった　歌えてなかった
タオルで顔を覆っていらしたけれど　できれば表情を見たかった
そして剛さんも目を赤くして泣いていらした　鼻も赤かった
不謹慎だけど　とても美しかった
剛さんの泣き顔はドラマでは沢山見ているけど
今回は本当に彼自身の問題で泣いている　剛さんとして泣いている
ああ良かったねえ　本当に良かった　本当に良かった
泣いていいです　泣いてください　もう５人なのですから
かろうじて冷静にしていた木村くんも歌詞がとんでいた
あっ、て顔をしてしっかりしろ、みたいな表情だったのが印象的でした

＜愚痴＞
直後、中居の涙は演技だと思うと友人に言われちょっと切れそうになった
いいじゃないの演技でも　いや私は演技とか思いたくないんだけど
そんな無粋つうか水かけるような事を直後に言うかお前　て言うか
お前がそう思うのはいいけど少しは手加減してくれ　て言うか
いや、そもそも友人の発言をいちいち気にする私が悪いのか　悪かった
でも私は　中居は本当に泣いたような気がしているのよ
＜／愚痴＞

また明日から　健康で平和で何もない普通の生活です
かっこわるい朝からとにかく始まるのです
でも　テレビから流れるくだらない笑いに暗い気持ちになることなく
かと言って浮かれるでもなく　何となく良いことあるかも　とか
別に絶望することなんて何もない　とか思えるのは
夏から今日までの日々に彼らから受け取ったいろいろなものが
私の中でちゃんと生きているからだと思います
私は彼らが好きで良かったです
　

mh