日記帳




2011年02月26日(土) 「夏への扉」観賞メモ

キャラメルボックスのスプリングツアー「夏への扉」を大阪へ観に行ってきました。原作を読んだのは確かまだティーンエイジャーだった頃、そうか私はここに描かれた未来も主人公の年齢すらも追い越してしまったんだなあと思うと余計な感慨に囚われそうになりますが、それはさておき。

冒頭の、ドアがいくつも並んだ場面が美しかったです。上演2時間、しかしそれ以上のみっちり詰まった密度を感じる、観ているこちらも一緒に駆け抜けたような、そんな疾走感のある舞台でした。
ピートが一体どうなってしまうのか……というのが最大の関心事だったのですが、まさかあんな風になるとは。もちろん、変更が加えられた部分も、脚色された部分もありつつ、基本的には原作に敬意を表して丁寧に舞台作品として作り起こされた、という印象を受けました。

やっぱり、生の演技に触れられる舞台は、とてつもないエネルギーを充填される気がします。しばらく遠ざかっていたけれども、これからはまた定期的に通ってみたいものです。





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ほたる